ユーカラ
《アイヌ語で、詞曲の意》アイヌに口承されてきた叙事詩。棒で拍子をとり、節をつけて語る。狭義には、少年ポイヤウンペの武勲・遍歴を物語る長編の英雄叙事詩をいう。広義には、自然神・人文神が来歴などを語...
よ‐げん【預言】
[名](スル)キリスト教で、神託を聴いたと自覚する者が語る神の意志の解釈と予告。また、それを語ること。
よのすけのはなし【世之助の話】
芥川竜之介の短編小説。大正7年(1918)4月、雑誌「新小説」に発表。井原西鶴の「好色一代男」の主人公世之助(原作の表記は世之介)が色事の真相を語る。
よりまさ【頼政】
謡曲。二番目物。世阿弥作。平家物語などに取材。旅僧の前に源頼政の霊が現れ、宇治川の合戦に敗れて、自害したありさまなどを語る。
らい‐れき【来歴】
1 物事のそれまで経てきた次第。由緒。由来。「名画の—を調べる」「故事—」 2 人の経歴。履歴。「半生の—を語る」
ラサリーリョデトルメスのしょうがい【ラサリーリョデトルメスの生涯】
《原題、(スペイン)La Vida de Lazarillo de Tormes》スペインの小説。作者未詳。1554年版が現存最古。少年ラサリーリョが、怪しげな生業の主人に次々と仕え、のちにその...
ルビ【ruby】
振り仮名用の活字。また、振り仮名。英国でルビーとよばれた5.5ポイントの欧文活字の大きさが、和文で5号活字の振り仮名として用いた7号活字とほぼ等しかったところからいう。「—を振る」 [補説]ルビ...
る‐る【縷縷】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 細く長くとぎれることなく続くさま。「次から次へ—として続いた」〈里見弴・多情仏心〉 2 こまごまと詳しく述べるさま。副詞的にも用いる。「—として語る」「—説明する」
ろう‐かい【浪界】
浪花節(なにわぶし)を語るのを職業とする人たちの社会。浪曲界。
わく‐ものがたり【枠物語】
《(ドイツ)Rahmenerzählung》物語の中で、別の物語が語られる作品。多く、登場人物が、自身の回想や他者から聞いた話を語るという体裁をとる。「アラビアンナイト」「デカメロン」など。枠小説。