しらひげ【白髭/白鬚】
謡曲。脇能物。宝生以外の各流。勅使が近江(おうみ)の白鬚明神に参詣すると、明神・天女・竜神が現れ、比叡山の縁起を語る。
し‐ろん【私論】
非公式に個人として述べる論。個人的な意見・見解。「—として党風を語る」
し‐わ【史話】
歴史上の出来事を話にしたもの。史実を語る話。
しん‐きょう【心境】
その時の気持ち。心の状態。心持ち。「—を語る」「複雑な—」
じ‐あい【地合(い)】
1 布地の品質。布の地質。また、布地。 2 義太夫節で、詞(ことば)以外の描写的な部分。旋律をつけて語る。地。 3 取引市場で、人気や雰囲気からみた相場の状態。場味。 4 囲碁で、対局途中での双...
じょうるり‐かたり【浄瑠璃語り】
浄瑠璃を語ることを職業にする人。浄瑠璃太夫。
じょう‐わ【情話】
1 情のこもった話。真情を語る話。「親子の間にどんな—があったか、それは知らぬ」〈蘆花・思出の記〉 2 男女の恋愛の話。「悲恋—」 3 男女のむつごと。「西洋の小説を読むたびに、…男女の—が、あ...
す【素】
[名] 1 装わないで生地(きじ)のままであること。また、他のものが加わらないでそのものだけであること。「化粧せず—のままで店に出る」 2 日本の音楽・舞踊・演劇などの演出用語。芝居用の音楽を...
す‐がたり【素語り】
1 三味線の伴奏なしに浄瑠璃(じょうるり)を語ること。 2 「素浄瑠璃(すじょうるり)」に同じ。
すすのなかのマリア【煤の中のマリア】
石牟礼道子による紀行文集。副題「島原・椎葉・不知火紀行」。取材紀行「草の道」を中心に、九州の土地の歴史と今を語る紀行文をまとめたもの。平成13年(2001)刊行。