しゅつじょうこうご【出定後語】
江戸中期の仏教書。2巻。富永仲基(とみながなかもと)著。延享2年(1745)刊。仏典を歴史的に研究し、それらが釈迦の直説(じきせつ)でなく、あとから追加されて成立したものとして、大乗仏教を否定した。
しゅつじょうしょうご【出定笑語】
江戸中期の思想書。3巻、付録3巻。平田篤胤著。文化8年(1811)成立。仏教の成立から、日本渡来などを説き、仏教思想とその受容者たちを論難したもの。
シュメール‐ご【シュメール語】
シュメール人によって、前18世紀ごろまで用いられた言語。
しゅんかんそうずしまものがたり【俊寛僧都島物語】
読本。8巻。曲亭馬琴作。文化5年(1808)刊。俊寛と義経にまつわる伝説を題材とし、俊寛を鬼一法眼に仕立てたもの。
しょういちこくしかなほうご【聖一国師仮名法語】
鎌倉時代の法語集。1巻。聖一国師円爾弁円(えんにべんえん)著。虎関師錬(こかんしれん)編。上堂・小参のほか、偈頌(げじゅ)や書簡を収録。聖一国師東福禅寺語録。
しょうかい‐げんご【照会言語】
《query language》データベースの操作に用いられる言語。データの照会、抽出、条件検索、並べ替えなどのほか、データベースの管理や制御を行えるものもある。代表的なものにSQLがある。問い...
しょうぎょう‐けいご【商業敬語】
飲食店・サービス業などの従業員の使う過剰な、また、誤った敬語表現。バイト敬語。ファミリーレストランやコンビニエンスストアに多いことから、ファミコン敬語ともいう。 [補説]「ご利用していただけます...
しょう‐ご【小語】
[名](スル) 1 短い話をすること。また、その言葉。寸話。 2 小さい声で話すこと。「忽ち口を乙が耳に寄せて低声—す」〈服部誠一・東京新繁昌記〉
しょう‐ご【笑語】
[名](スル) 1 笑いながら話をすること。笑言。 2 わらいばなし。笑話。
しょうてつものがたり【正徹物語】
室町前期の歌論書。2巻。正徹著。文安5〜宝徳2年(1448〜50)ごろの成立。藤原定家への傾倒が強く、和歌に関する識見を随筆ふうにつづったもの。