とう‐ご【倒語】
語の音節の順序を逆にしてつくられる語。多く、意味を強めるためや仲間以外の人に意味を知られないための隠語に用いる。「たね(種)」を「ねた」、「やど(宿)」を「どや」、「ばしょ(場所)」を「しょば」...
とう‐ご【套語】
「套言(とうげん)」に同じ。
とう‐ご【頭語】
手紙文の冒頭に用いる語。「拝啓」「謹啓」など。
とうじ‐ご【頭字語】
語群を構成する各語の先頭の文字や音節を表す文字をつづり合わせて作った語。ユネスコ(UNESCO)・レーダー(radar)など。アクロニム(acronym)。
とうせい‐さくいんご【統制索引語】
⇒統制語彙
とうのみねしょうしょうものがたり【多武峰少将物語】
平安中期の物語。1巻。作者未詳。応和(961〜964)初年ごろ成立か。藤原師輔(ふじわらのもろすけ)の八男高光が出家して多武峰に草庵を結ぶまでの経緯を、和歌を交えて描いたもの。高光日記。
とおのものがたり【遠野物語】
民間伝承の記録書。柳田国男著。明治43年(1910)刊。岩手県遠野郷に伝わる説話・民間信仰・年中行事などについての佐々木喜善の話を書きつづったもの。
とりかえばやものがたり【とりかへばや物語】
平安末期の物語。3巻または4巻。現存本はいわゆる「古とりかえばや」の改作といわれる。作者未詳。権大納言の男君と女君は性質が男女逆なので、男君を女、女君を男として養育されるが、混乱を生じ、もとの姿...
トルコ‐ご【トルコ語】
チュルク語系諸言語の一つで、トルコ共和国の公用語。ギリシャ東部・ブルガリア・キプロスなどでも話されている。
ドイツ‐ご【ドイツ語】
インド‐ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属する言語。ドイツ・オーストリア・スイス・リヒテンシュタインなどで話されている。同系統の英語に比べ、複雑な語形変化を有し、複合語が豊富。