犬(いぬ)に論語(ろんご)
いくら道理を説いて聞かせても益がないことのたとえ。馬の耳に念仏。
いまものがたり【今物語】
鎌倉時代の説話集。1巻。藤原信実(ふじわらののぶざね)の作といわれる。延応元年(1239)以後の成立か。和歌・連歌・恋愛など上流男女の話題を中心に和文体で記す。
イラン‐ご【イラン語】
インド‐ヨーロッパ語族の一語派。古・中・近代の3層に分けられる。古代では古代ペルシア帝国の残した碑文とゾロアスター教の聖典アベスターの言語により、近代ではペルシア語によって代表される。
イリュリア‐ご【イリュリア語】
《Illyrian》インド‐ヨーロッパ語族に属する古代の言語。バルカン半島その他の地方で話されていたとされる。アルバニア語の祖ともいわれるが詳しくは不明。
いわしみずものがたり【石清水物語】
鎌倉中期ごろ成立した擬古物語。2巻。作者未詳。武士と公家の姫との恋を描く。
いんがものがたり【因果物語】
江戸前期の仮名草子。鈴木正三作。寛文元年(1661)刊。仏教の因果話を中心に、諸国の怪異・奇談を談義調でつづったもの。片仮名本3巻は義雲・雲歩編。先に出た平仮名本6巻は恵中編か。
いん‐ご【隠語】
特定の社会・集団内でだけ通用する特殊な語。「たたき(強盗)」「さつ(警察)」「もく(タバコ)」の類。
いん‐ご【韻語】
漢文で、韻を踏んだ文。詩や賦の類。また、韻を踏んだ語。
インターフェース‐きじゅつげんご【インターフェース記述言語】
《interface description language》⇒アイ‐ディー‐エル(IDL)
インターフェース‐ていぎげんご【インターフェース定義言語】
《interface definition language》⇒アイ‐ディー‐エル(IDL)