てん‐らい【天籟】
1 天然に発する響き。風が物に当たって鳴る音など。 2 詩文の調子が自然で、すぐれていること。絶妙の詩文。「—の文章」
出端(ではな)を挫(くじ)・く
物事を始めようとする意気込みや、勢いに乗って調子づこうとするのを機先を制して妨げる。出端を折る。「対戦相手の—・く先制点」
とが・る【尖る】
[動ラ五(四)] 1 物の先端が細く鋭くなっている。「先の—・った鉛筆」 2 敏感になる。「神経が—・る」 3 声などが興奮などのために高く鋭い調子になる。とげとげしくなる。「—・った声でなじる...
とき‐の‐ちょうし【時の調子】
雅楽で、その季節にふさわしい音楽の調子。春は双調、夏は黄鐘(おうしき)調、秋は平調、冬は盤渉(ばんしき)調などとされている。
とっ‐ぴょうし【突拍子】
調子はずれなこと。度はずれなこと。
突拍子(とっぴょうし)もな・い
とんでもなく調子はずれである。突飛である。「—・いことを言い出す」
とり‐な・す【取(り)成す/執(り)成す】
[動サ五(四)] 1 対立する二者の間に立って、事態が好転するようにうまくとりはからう。また、その場の気まずい雰囲気をうまくまとめる。「座を—・す」 2 なかだちをする。仲介する。「面会できるよ...
とん‐きょう【頓狂/頓興】
[名・形動]だしぬけに、その場にそぐわない調子はずれの言動をすること。また、そのさま。「—な声を上げる」
とん‐ざ【頓挫】
[名](スル) 1 勢いが急に弱まること。また、計画や事業などが途中で遂行できなくなること。「活動に一—を来(きた)す」「不況で事業が—する」 2 文章や演説の調子が急に変わること。「口から出任...
トーン【tone】
1 音、音調。 2 色調。「暗い—の絵」 3 物事全体から感じられる気分・調子。「交渉相手の—が変わる」 4 「スクリーントーン」の略。