あげ【上げ】
1 下にあるものを高い所に移すこと。「格—」「地—」⇔下げ。 2 船の積み荷を陸上に移すこと。「荷—」 3 相場が高くなること。騰貴。「—一服」⇔下げ。 4 衣服が長すぎるとき、肩や腰などの部分...
あげ‐うた【挙(げ)歌/上(げ)歌】
1 上代歌謡で、高い調子でうたう歌。「こは夷振(ひなぶり)の—なり」〈記・下〉 2 謡曲で、高い音域から始まり低い音域で終わる、拍子に乗った謡の部分。→下げ歌
アジテーション【agitation】
強い調子の文章や演説などによって人々の気持ちをあおり、ある行動を起こすようにしむけること。扇動。アジ。
あたり【当(た)り/中り】
[名] 1 あたること。 ㋐ぶつかること。「立ち合いの—が強い」 ㋑命中すること。的中。「福引で—を出す」⇔はずれ。 ㋒催しや企画などが思ったとおりになること。成功。「—の商品」⇔はずれ。 ㋓...
あっぱらぱあ
俗に、能天気でお調子乗りであること。 [補説]語源未詳。「アッパラパー」と書くことが多い。
アップ‐ダウン【up-and-down】
1 道などが、上がったり下がったりすること。また、特にゴルフコースの起伏。 2 物事の状態や調子の浮き沈み。「株価のア—が激しい」
あど
1 (ふつう「アド」と書く)狂言で、主役であるシテ(またはオモ)に対する相手役。 2 話し手に調子を合わせる応答。相づち。「老いの繰り言細やかに、詞の—も針を持つ」〈浄・二つ腹帯〉
あど‐がたり【あど語り】
人の話に調子を合わせて、相づちを打つこと。あどうがたり。「知れるどちこそ—もすなれ」〈宇津保・藤原の君〉
あどを打(う)・つ
相手の話に調子を合わせて受け答えする。あどうつ。「わざと顔をかくし下女に—・たせ、よそながら物語を聞き給ふ」〈浮・御前義経記・八〉
脂(あぶら)が乗(の)・る
1 魚や鳥などが季節によって脂肪が増え、味がよくなる。「よく—・ったブリ」 2 調子が出て仕事や勉強がはかどる。「演技に—・ってきた」