得手(えて)に帆(ほ)を揚(あ)・げる
得意なわざを発揮できる好機が到来し、調子に乗って事を行う。
エンジンが掛(か)か・る
調子が出る。本調子になる。「受験勉強もようやく—・ってきた」
エンジン‐ランナップ【engine run-up】
エンジンの試運転。出力を上げるなどしてエンジンの調子を点検すること。「—エリア」
おうしき‐ちょう【黄鐘調】
雅楽の六調子の一。黄鐘の音を主音とする旋法。
おお‐のり【大乗り】
1 調子が大いに出ること。「—に乗って歌いまくる」 2 (ふつう「大ノリ」と書く)謡曲のリズムの型の一。1音節に1拍をあてるもので、リズム感を強く出させる効果をもつ。舞踊的な場面や、動きを強調す...
おかし・い
[形][文]をか・し[シク] 1 (「可笑しい」と当てても書く)普通とは違うところがあって笑いたくなるさま。 ㋐珍妙な言動・状況などがおもしろくて、思わず笑いたくなる。こっけいである。「この漫画...
オクターブが上(あ)が・る
興奮して声の調子が高くなる。うわずる。「話に熱がこもって—・る」
おこ‐づ・く
[動カ四] 1 ひくひく動かす。ぴくつかす。「鼻のわたり—・きて、語りなす」〈源・帚木〉 2 勢いづく。調子づく。「大石はづんで二つ三つ、どうどうどうと—・きて」〈浄・虎が磨〉 3 力む。「さは...
おちょうし‐もの【御調子者】
「調子者」に同じ。
おっ‐ぷ・せる【押っ伏せる】
[動サ下一][文]おっぷ・す[サ下二]「おしふせる」の音変化。「拍子で声を—・せられると、張った調子がすぐにたるんだ」〈鏡花・歌行灯〉