てつだい‐ぶしん【手伝い普請】
⇒御手伝い普請
てまえ‐ぶしん【手前普請】
借家人が自分の費用で、または、自分で借家の修理をすること。「貸家といふは名ばかり、破れ家を—」〈浄・博多小女郎〉
てら‐うけ【寺請】
1 近世、庶民がキリシタン信徒ではなく檀徒であることを、その檀那寺(だんなでら)に証明させた制度。 2 「寺請状」の略。
でん‐せい【電請】
外交官・使節などが、本国政府に電報で訓令を求めること。
はちまい‐きしょう【八枚起請】
牛王(ごおう)宝印のある用紙を8枚継いで書いた、特に丁寧な起請文。
ひ‐ぎしょう【火起請】
起請の一種。神前などで真っ赤に熱した鉄片を握らせ、手のただれた者を不正と決めたもの。鉄火(てっか)。
ひゃくしょう‐うけ【百姓請】
中世、荘園領主に対し、荘園の年貢・公事(くじ)を惣村(そうそん)が請け負ったこと。村民の自治・団結が強化されたことによる。地下請(じげうけ)。
ふ‐しょう【不請】
1 仏語。請い望まれなくても救いの手をさしのべること。菩薩(ぼさつ)の慈悲救済をいう語。 2 自分では希望しないこと。いやいやながらすること。「町衆は—の袴、肩衣を着て」〈浮・一代女・三〉 3 ...
ふ‐しょう【赴請】
僧侶が施主の願いに応じて法会などに行くこと。
ふ‐しん【普請】
[名](スル)《「しん(請)」は唐音》 1 家を建築したり修理したりすること。建築工事。また、道・橋・水路・堤防などの土木工事。「離れを—する」「にわか—」 2 禅寺で、多数の僧に呼びかけて堂塔...