かん‐とう【巻頭】
1 書物や巻物などの最初の部分。巻首。「—を飾る論文」⇔巻末。 2 多くの短歌や俳句を並べて載せる場合の最初の位置。ふつう最優秀作を置く。 3 物事の初め。冒頭。
がくい‐ろんぶん【学位論文】
学位を請求するために提出する論文。
がくもんのすすめ【学問のすゝめ】
福沢諭吉の論文集。1巻17編。明治5〜9年(1872〜1876)刊。人間の自由平等と独立の思想に基づいた明治啓蒙期の代表的著作。冒頭の「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」は有名。
きかん‐リポジトリー【機関リポジトリー】
大学や研究所などの学術機関によるさまざまな知的生産物を電子化して公開するシステム。インターネット上で、学術論文、学術雑誌の掲載記事、各種教材などを収録したデータベースを利用できるサービスを提供し...
き‐さい【記載】
1 [名](スル)書類・書物などに書いて記すこと。「詳細は説明書に—されている」「—事項」 2 ある生物の分類群を定義する際、その主要な形質をすべて記述したもの。模式標本をもとに新種として報告す...
き‐ぶん【記文】
記録した文。記事文。「論文といい—といい…工風を要する事にて」〈逍遥・小説神髄〉
きょうえん【饗宴】
《原題、(ギリシャ)Symposion》プラトンの中期対話編の一。詩人アガトン邸での祝宴で、参会者が順に恋の神エロスを賛美する演説をし、最後にソクラテスがエロスになぞらえて知恵の愛である哲学を...
き‐よう【紀要】
大学や研究所などで出す、研究論文や調査報告書などを載せた定期刊行物。
くうかんへ【空間へ】
建築家、磯崎新の著作。昭和46年(1971)刊行。1960年代執筆の論文・エッセーをまとめたもの。
くうちゅうていえん【空中庭園】
角田光代の連作短編小説。平成14年(2002)「別冊文芸春秋」誌で連載された5作品に、書き下ろし1作品を加えて同年単行本化。郊外の団地に暮らす家族の複雑な人間模様を淡々と描く。平成15年(20...