しょ‐やく【諸役】
1 いろいろの役目。 2 武家時代の、いろいろの雑税。
しょやく‐ごめん【諸役御免】
江戸時代、武家の御用を務めた町人や特別の家柄の者が、すべての課役を免除されたこと。
しょ‐りゅう【諸流】
1 多くの水の流れ。 2 いろいろの流派。
しょ‐りょう【諸陵】
多くのみささぎ。あちらこちらの御陵。
しょりょう‐し【諸陵司】
律令制で、治部省に属し、代々の天皇・皇族の陵墓の管理や記録などをつかさどった役所。
しょりょう‐りょう【諸陵寮】
1 天平元年(729)諸陵司を改めたもの。 2 明治2年(1869)神祇官(じんぎかん)中に設置され、陵墓の管理を担当した役所。のち、宮内省に移籍。
しょ‐れい【諸礼】
1 いろいろの礼式・作法。 2 江戸時代、小笠原流の礼式のこと。 3 江戸時代、親王・摂家をはじめ、門跡・寺僧・社人・医師などが贄(にえ)を勢力家に差し出して、私的に行った年始の礼。
しょ‐わけ【諸訳/諸分け】
1 いろいろな事情。特に、男女間の込み入った事情。「—心得た粋人」 2 こまごまとした箇条。特に、遊里でのしきたりや作法。「上八軒の茶屋あそびの—ならでは知らずや」〈浮・一代女・二〉 3 いろい...
もろ【諸】
[語素]名詞の上に付いて複合語をつくる。 1 (「両」「双」とも書く)二つの、両方の、双方の、の意を表す。「—手」「—矢」 2 多くの、すべての、の意を表す。「—人」「—神」 3 一緒の、の意を...
もろ‐あげ【諸挙げ】
古代歌謡の歌い方の一。本(もと)・末(すえ)ともに調子をあげて歌うこと。