しんぶんし‐じょうれい【新聞紙条例】
明治政府による新聞取り締まり法。明治8年(1875)発布。民選議院設立の建白を契機とする新聞の政府攻撃に対し、政府への批判を禁止したもの。改正・強化を経て同42年に新聞紙法となった。
じむ‐そうちょう【事務総長】
国際連合や、日本の衆議院・参議院などで、事務を統括する最高職。→国連事務総長
じゅくりょ‐の‐ふ【熟慮の府】
(衆議院の審議を経た法案を、更に熟慮を重ねて審議する立場にあることから)参議院の異称。再考の府。
じゆうみんけん‐うんどう【自由民権運動】
明治前期、藩閥政治に反対して国民の自由と権利を要求した政治運動。明治7年(1874)の板垣退助らによる民撰議院設立建白書の提出に始まり、国会の開設を要求する運動として全国的に広がった。のち、自由...
じょう‐いん【上院】
上下両院で構成される議会の一院。日本では、明治憲法下の貴族院、現在の参議院がこれにあたる。米国などの連邦国家では、各州の代表で組織。⇔下院。
じょう‐そう【上奏】
[名](スル) 1 天皇に意見や事情などを申し上げること。奏上。「民情を—する」 2 明治憲法下で、官庁・議院などが天皇に希望または意見を奏聞(そうもん)したこと。
じょうにん‐いいんかい【常任委員会】
常時設置されている委員会。特に国会の衆・参両議院に置かれる常設の委員会。本会議で審議する案件の予備審査を行うための機関で、両院それぞれに17ずつある。内閣委員会・安全保障委員会・予算委員会など。
じょうほうかんし‐しんさかい【情報監視審査会】
特定秘密保護法の運用を監視するために国会の両議院に設置される常設の組織。行政機関による特定秘密の指定・解除や適性評価の実施状況、および国会への特定秘密の提供要請に対する行政機関の長の判断の適否等...
じんじ‐かん【人事官】
人事院を組織する認証官。定員3名で、うち1名が総裁となる。任期は4年で、衆参両議院の同意を得て内閣が任命する。
せいかつ‐の‐とう【生活の党】
平成24年(2012)12月、日本未来の党から党名変更した政党。脱原発などを主張。平成26年(2014)12月の総選挙に敗れて政党要件を失ったが、参議院議員1名の入党で再び要件を満たした。同月...