ぞうず‐せん【象頭山】
インド中部の伽耶(がや)城西方の山。象の頭に似ているといわれる。釈迦(しゃか)が修行し、また説法したという所。伽耶山。
ぞう‐ちょう【象鳥】
⇒エピオルニス
ぞう‐の‐おり【象の檻】
軍事通信の傍受を目的とする巨大な円形のケージ型アンテナ施設の通称。高さ数十メートルの鉄塔が同心円状に配置され、直径は数百メートルになる。沖縄県読谷村や青森県三沢市の米軍基地に設置されていた。自衛...
ぞう‐の‐テラス【象のテラス】
《Elephant Terrace》カンボジア北部、アンコールにある遺跡。アンコールトムの王宮の塔門に隣接する。12世紀末、クメール王朝のジャヤバルマン7世により建造。全長約300メートル。王の...
ぞうのはなし【象のはなし】
秋山清の第1詩集。昭和34年(1959)刊行。
ぞうひき【象引】
歌舞伎十八番の一。歌舞伎の荒事(あらごと)の演出形態で、荒事師と悪方(あくがた)が象を引き合うもの。元禄14年(1701)江戸中村座の「傾城王昭君(けいせいおうしょうくん)」で、初世市川団十郎と...
ぞうひ‐びょう【象皮病】
リンパの循行障害のため、特に下肢の皮膚・皮下組織が象の皮のように厚く硬くなる慢性の病気。バンクロフト糸状虫がリンパ管内に寄生するために起こることが多い。アフリカ・東南アジア・中央アメリカなど熱帯...
ぞうび‐ちゅう【象鼻虫】
ゾウムシの別名。
ぞう‐むし【象虫/象鼻虫】
甲虫目ゾウムシ科の昆虫の総称。体長2センチほどで外皮は非常に硬く、吻(ふん)が長く伸びて象の鼻を思わせる。幼虫・成虫とも植物性のものを食べ、多数の害虫も含まれ、世界に4万種以上が知られる。イネゾ...