くたに‐やき【九谷焼】
石川県九谷に産する陶磁器。明暦年間(1655〜1658)から元禄年間(1688〜1704)に焼成されて今日古九谷(こくたに)とよばれる豪放な色絵作品、および江戸末期の再興後に始まる精巧な赤絵・金...
げき‐ぶし【外記節】
江戸の古浄瑠璃の一。薩摩外記(さつまげき)が貞享(1684〜1688)のころ創始。豪放な語り口で、人形浄瑠璃や歌舞伎の荒事(あらごと)などに使われたが、まもなく滅び、今は長唄の数曲にその影響を残...
ごう【豪】
[常用漢字] [音]ゴウ(ガウ)(呉) [訓]つよい 1 すぐれて力強い。勢いが盛ん。「豪快・豪傑・豪族・豪放・豪勇」 2 能力・財力などがぬきん出た人。「強豪・剣豪・酒豪・土豪・富豪・文豪」 ...
ごう‐けつ【豪傑】
1 才知・武勇に並み外れてすぐれていて、度胸のある人物。「天下の—」「—肌」 2 ささいなことにこだわらない豪放な人物。また、一風変わった人物。
ごうけつ‐わらい【豪傑笑い】
声高に威勢よく笑うこと。豪放な笑い。
ごう‐とう【豪宕】
[名・形動]気持ちが大きく、細かいことにこだわらず、思うままに振る舞うこと。また、そのさま。豪放。「—な鼾(いびき)である」〈漱石・満韓ところどころ〉
ごうほう‐らいらく【豪放磊落】
[名・形動]《「豪放」も「磊落」もほぼ同じ意味》度量が広く大胆で、小事にこだわらないこと。また、そのさま。「—な性格」
だい‐じょうふ【大丈夫】
《「だいじょうぶ」とも》りっぱな男子。ますらお。偉丈夫。「豪放な—」
へいい‐はぼう【弊衣破帽】
ぼろぼろの衣服と破れた帽子。特に、旧制高等学校の生徒の間に流行した蛮カラな服装。「第一高等学校に、—の豪放ぶりや」〈里見弴・安城家の兄弟〉
ほう【放】
[音]ホウ(ハウ)(呉)(漢) [訓]はなす はなつ はなれる ほうる [学習漢字]3年 1 外に向けて出す。はなつ。「放火・放散・放射・放出・放送・放逐・放電・放流/追放」 2 束縛を解いて自...