かい‐ばしら【貝柱】
1 二枚貝の貝殻の内側について、殻を開閉する筋肉。ふつう前後に二つある。閉殻筋。肉柱(にくちゅう)。 2 ホタテガイ・タイラガイなどの大きな筋肉柱。ゆでて干し中国料理に、生ですし種や酢の物、また...
かい‐ひも【貝紐】
⇒紐(ひも)4
かい‐びょうぶ【貝屏風】
貝細工でいろいろの模様をつけた、おもちゃの屏風。神奈川県江の島の名産とされ、雛祭(ひなまつ)りに飾った。
かい‐へん【貝偏】
漢字の偏の一。「財」「販」などの「貝」の称。こがい。
かい‐やき【貝焼(き)】
1 貝類を殻つきのまま焼く料理。 2 ホタテガイなどの貝殻を鍋の代わりにして、肉・魚・貝・野菜などを煮る料理。《季 冬》
かい‐やぐら【貝櫓/蜃気楼】
《「蜃」をハマグリと解して、「蜃楼」を訓読みにした語》蜃気楼(しんきろう)のこと。貝楼。《季 春》
かいやま‐りょくち【貝山緑地】
神奈川県横須賀市にある公園。第二次大戦前には周辺一帯に横須賀海軍航空隊の基地が置かれており、現在もその地下壕(ちかごう)が残る。戦後、米軍に接収されたのち、返還された。
かい‐よせ【貝寄せ】
陰暦2月20日前後に難波の浦に貝を吹き寄せる西風。2月22日(現在は5月22日)の大阪四天王寺の聖霊会(しょうりょうえ)の供養の飾り物を、難波の浦に吹き寄せられた貝殻で作るところからいう。《季 ...
かい‐ろう【貝楼】
「貝櫓(かいやぐら)」に同じ。
かい‐わ【貝輪】
貝製の腕輪。二枚貝や巻き貝などの貝殻に穴をあけて作ったもので、呪術(じゅじゅつ)的な意味もあったと考えられる。日本では縄文・弥生時代に多く、古墳時代にも用いられた。