すかし‐がい【透かし貝】
スカシガイ科の巻き貝。潮間帯の岩礁にすむ。貝殻は長楕円形の笠形で、殻長約2.5センチ、殻中央にくさび形の大きな穴があり、水管を出す。北海道南部から南に分布。
す‐がい【酢貝】
1 リュウテンサザエ科の巻き貝。潮間帯の岩礁に多い。貝殻は横長の卵形で、殻径約2センチ。殻表は緑褐色。ふたは石灰質で酢につけると泡を出して動きまわる。北海道南部から南に分布。食用。むらくもがい。...
すくみりんご‐がい【竦み林檎貝】
リンゴガイ科の巻き貝。殻高5〜8センチでタニシに似る。南米原産で、日本には1980年代初めごろに食用として輸入されたものが野生化し、関東以南に分布した。夏に水田などで繁殖し、イネやレンコンを食害...
すずめ‐がい【雀貝】
スズメガイ科の巻き貝。潮間帯の岩礁に着生する。貝殻は笠形で、殻径約1センチ。殻表は淡黄色の毛で覆われる。本州中部以南に分布。いそがい。
すだれ‐がい【簾貝】
マルスダレガイ科の二枚貝。浅海の砂底にすむ。貝殻は横長の楕円形で、殻長約6センチ。殻表にすだれ状の輪脈があり、淡褐色の地に褐色の放射帯がある。本州・九州に分布。食用。《季 春》
すり‐がい【摺り貝】
⇒螺鈿(らでん)
せともの‐がい【瀬戸物貝】
ハナゴウナ科の巻き貝。貝殻は細長い円錐形で、殻高約3センチ。殻表は白く光沢がある。本州中部以南の暖海に分布。
ぜぜ‐がい【銭貝】
キサゴの別名。
ぜに‐がい【銭貝】
キサゴの別名。
そで‐がい【袖貝】
スイショウガイ科の巻き貝で、殻口の外唇が袖のように張り出した形のものの総称。シドロガイ・マガキガイ・ベニソデガイなど。