てい‐しゅく【貞淑】
［名・形動］女性の操がかたく、しとやかなこと。また、そのさま。「—な生涯」 [派生]ていしゅくさ［名］
てい‐しん【貞心】
貞節な心。「そちは—に事をさたする条、重宝の者なり」〈咄・醒睡笑・三〉
てい‐じつ【貞実】
［名・形動］節操があり、篤実であること。また、そのさま。「—な心さえありゃあ」〈逍遥・当世書生気質〉
てい‐じゅん【貞順】
操がかたく、従順なこと。
てい‐じょ【貞女】
貞節な女性。貞婦。
ていじょうざっき【貞丈雑記】
江戸時代の有職故実書。16巻。伊勢貞丈(いせさだたけ)著。子孫のために書き記した宝暦13年（1763）以降の雑録を、死後弟子が校訂して天保14年（1843）に刊行。武家の有職に関する事項を36部...
貞女(ていじょ)は両夫(りょうふ)に見(まみ)えず
貞節な女性は、亡夫に操を立てて、再び別の夫をもつことをしない。貞女は二夫(じふ・にふ)に見えず。貞女は二夫を更(か)えず。
てい‐せつ【貞節】
［名・形動］女性が夫以外の男性に身や心を許さないこと。また、そのさま。「—を守る」「—な婦人」 [派生]ていせつさ［名］
てい‐そう【貞操】
１ 正しいみさお。人としての正しい道を守ること。 ２ 夫婦・恋人同士が相互に性的純潔を守ること。「—を守る」「—観念」
ていそう‐ぎむ【貞操義務】
夫婦が相互に貞操を守る義務。これに違反した場合、離婚原因となる。
