くじ‐えんとうぶんすい【久地円筒分水】
川崎市高津区にある円筒分水。二ヶ領(にかりょう)用水の水を四つの地域へ分流するための設備。直径16メートルの鉄筋コンクリート製で、昭和16年(1941)完成。国登録有形文化財。
くに【国/邦】
1 国家。また、その占めている地域。国土。「—の財政」「海の彼方の—」 2 地方。地域。「北の—」 3 古代から近世までの行政区画の一。大化の改新によって定められ、明治維新まで続いた。「駿河の—...
くまげ‐はんとう【熊毛半島】
山口県南東部、瀬戸内海に突き出た半島。南端の室津(むろつ)と対岸の長島(上関(かみのせき)町)とは上関大橋で結ばれている。中世以降、室津と上関は内海航路の港町・風待ち港として栄えた。傾斜地はミカ...
くまの‐まがいぶつ【熊野磨崖仏】
大分県北東部、国東(くにさき)半島南部の豊後高田(ぶんごたかだ)市にある岩壁に刻まれた石仏群。田原(たわら)山(標高542メートル)の西側、熊野地区に位置する。6メートルの大日如来像や8メートル...
くら【蔵/倉/庫】
1 家財・商品などを安全に保管するための建物。倉庫。 2 歌舞伎などで、予定していた興行をやめにすること。→御蔵(おくら)1 3 鎌倉・室町時代、質屋のこと。
くら‐かた【倉方】
室町時代、幕府の倉庫を管理し、財物の出し入れをつかさどった者。
くら‐けん【蔵券】
《「蔵」は大蔵省の略。名称は大蔵省時代からの名残》「財務省証券」に同じ。
くら‐まい【蔵米】
1 江戸時代、幕府・諸藩の米蔵に収納された米。 2 江戸時代、幕臣・藩士らに支給された俸禄米。切米(きりまい)。 3 江戸時代、諸藩の蔵屋敷から藩の財政資金として払い出された米。
くりこし‐けいさんしょ【繰越計算書】
各省庁の長が翌年度に未消化の経費を繰り越す必要のあるとき、財務大臣の承認を求めるために提出する計算書。
くりのべさい【繰延債】
国債を発行目的で分類した場合の種類の一つ。財政資金を支出する代わりに国債を発行することで、償還日まで支出を繰り延べることを目的として発行される。交付国債や出資・拠出国債など。→歳入債 →融通債