びんぼう‐げい【貧乏芸】
熱中するとしだいに財産をなくしてしまうような遊芸。
びんぼう‐しょう【貧乏性】
けちけちして大らかになれない性質。細かいことにくよくよする性質。
びんぼう‐せん【貧乏線】
統計上、それ以下の収入では一家の生活が支えられないぎりぎりの境界線。→貧困ライン
びんぼう‐たらし・い【貧乏たらしい】
[形]「貧乏くさい」に同じ。
びんぼう‐づる【貧乏蔓】
ヤブガラシの別名。
びんぼう‐どくり【貧乏徳利】
長めの口をつけた円筒形の陶器の徳利。酒屋で1升以下の酒を売るときに用いた。備前産よりも粗製である備後(びんご)徳利からの称ともいう。びんぼうどっくり。
びんぼう‐にん【貧乏人】
貧しい人。
貧乏人(びんぼうにん)の子沢山(こだくさん)
貧乏人にはとかく子供が多いということ。貧乏子沢山。
貧乏(びんぼう)の花盛(はなざか)り
ますます貧乏になることのたとえ。「昔より食酒(けざけ)を飲む者は—といふ事あり」〈浮・胸算用・五〉
びんぼうはただしい【貧乏は正しい!】
橋本治による若者向けの啓蒙書。副題「17歳のための超絶社会主義読本」。漫画雑誌「ヤングサンデー」に連載され、平成6年(1994)に刊行。シリーズ化され、続編4冊が刊行された。