ひん【貧】
[名・形動]まずしいこと。また、そのさま。貧乏。「—に耐える」「その内容に於ては反って之よりも—なる者である」〈西田・善の研究〉
ひん【貧】
[音]ヒン(漢) ビン(呉) [訓]まずしい [学習漢字]5年 〈ヒン〉 1 財産が少ない。まずしい。「貧窮・貧苦・貧困・貧者・貧富/極貧・清貧・赤貧」 2 足りない。乏しい。「貧血・貧弱・貧...
ひんえいよう‐こ【貧栄養湖】
湖沼型の一。水中の栄養物質が乏しく、プランクトンなどの少ない湖。水色は緑色か藍色で透明度が高い。摩周湖・田沢湖・十和田湖など。→富栄養湖
ひん‐か【貧家】
貧しい家。ひんけ。⇔富家。
ひん‐かん【貧寒】
[名]貧しく、さむざむとしていること。また、中身が乏しいこと。「思想の—」 [ト・タル][文][形動タリ]貧しく、さむざむとしたさま。また、中身の貧弱なさま。「—たる福祉政策」
ひん‐きゅう【貧窮】
[名](スル)貧しくて生活に苦しむこと。「職を失って—する」
ひんきゅうもんどうか【貧窮問答歌】
万葉集巻5にある山上憶良の長歌。貧しい生活の苦しさを問答の形式で歌った長歌および反歌1首。
ひん‐く【貧苦】
貧乏の苦しみ。「—に耐える」
ひん‐けつ【貧血】
血液中の赤血球数またはヘモグロビン量が正常以下となり、酸素運搬能力が低下した状態。出血や栄養不足、骨髄の造血機能低下、溶血などさまざまな原因によって起こる。顔色が白く、疲れやすく、動悸(どうき)...
ひん‐こう【貧鉱】
有用鉱物をあまり含んでいない鉱石。また、産出量の少ない鉱床・鉱山。⇔富鉱。