りゅうつう‐しゅだん【流通手段】
貨幣の諸機能のうち、商品流通を媒介する機能。
りゅうどう‐せい【流動性】
1 固定しないで流れ動く性質。不定形に変化する性質。 2 ある資産について、損失を被ることなく、しかも直ちに貨幣にかえることができる可能性の度合い。
りゅうどうせい‐の‐わな【流動性の罠】
金利がきわめて低い状態に陥ると債券よりも流動性のある貨幣を保有する傾向が高まり、中央銀行が金融緩和を行って通貨供給を増やしても、新たな融資や投資に資金が回らず、利子を生まない銀行預金が増えるだけ...
りょう【両〔兩〕】
[音]リョウ(リャウ)(呉)(漢) [学習漢字]3年 1 二つで一組みとなるものの双方。二つ。「両院・両者・両親・両性・両刀・両面・両輪/一両日」 2 二つとも。ふたつながら。「両全・両立・両両...
りょう‐か【良貨】
品質のよい貨幣。実際価格と法定価格との差が少ない貨幣。「悪貨は—を駆逐する」⇔悪貨。
りょう‐がえ【両替】
[名](スル) 1 ある種の貨幣をそれと等しい額の他の種類の貨幣と交換すること。「千円札を—する」「円をドルに—する」 2 有価証券や物品などを現金と交換すること。「当たり馬券を—する」
りょうがえ‐や【両替屋】
江戸時代、手数料を取って貨幣の両替を行った商人。貸付・預金・手形発行なども扱った。両替商。
りん【厘】
1 数の単位。1の100分の1。または、1割の100分の1。 2 尺貫法の単位。長さでは、1寸の100分の1。重さでは、1匁の100分の1。 3 貨幣の単位。1円の1000分の1、1銭(せん)の...
れい‐のう【隷農】
封建時代に、農奴的束縛から解放され、賦役を徴収されず、生産物地代または貨幣地代を課せられた農民。→農奴(のうど)
レンテンマルク【(ドイツ)Rentenmark】
第一次大戦後のドイツで、インフレーション収拾のために発行された銀行券。また、その貨幣単位。1923年に設立されたレンテン銀行が発行したもの。