げん‐せき【厳責】
[名](スル)きびしく責めること。きびしくとがめること。厳譴(げんけん)。「憐むべき母と子を—したりし尽瘁(じんすい)を」〈鏡花・夜行巡査〉
こうげき‐てき【攻撃的】
[形動] 1 相手を激しく責めるさま。他人に対して寛容さがないさま。「—な性格」 2 スポーツで、積極的に相手を攻めるさま。「—ミッドフィールダー」⇔守備的。
こころ‐がわり【心変(わ)り】
[名](スル) 1 心が他に移ること。変心。「男の—したのを責める」 2 心が正常の状態でなくなること。乱心。「心ひとつに覚(おぼ)し嘆くに、いとど御—もまさりゆく」〈源・葵〉 [補説]書名別項...
ごく‐そつ【獄卒】
1 牢獄(ろうごく)で、囚人を取り締まる下級役人。獄丁(ごくてい)。 2 地獄で死者を責めるという悪鬼。 3 義理や人情を解さない人をののしっていう語。「やい、天罰知らぬ—め」〈浄・布引滝〉
しぼり‐あ・げる【絞り上げる/搾り上げる】
[動ガ下一][文]しぼりあ・ぐ[ガ下二] 1 すっかりしぼりおわる。完全にしぼる。「すべての洗濯物を—・げる」 2 容赦せずに責める。「反省するよう徹底的に—・げる」 3 強引に金品を出させ、取...
しもと【笞/楚】
《葼(しもと)で作るところから》昔、罪人を打つのに用いたむち。比喩的に、人を責める厳しい戒め。「心を鞭(むちう)つ—」
筋(すじ)が違(ちが)・う
1 判断が違っている。見当はずれである。「私を責めるのは—・う」 2 道義にはずれている。「親切を無にしちゃ—・う」〈漱石・坊っちゃん〉
せこ・む
[動マ下二]いじめる。責める。「とがなき女を—・むる事」〈浄・佐々木先陣〉
せ‐ご・す
[動サ四]きびしく責める。責めさいなむ。「巾着を返せとて—・しけれども」〈咄・露がはなし・五〉
せた・ぐ【虐ぐ】
[動ガ下二]《「しへたぐ」の音変化という》 1 攻めたてる。攻撃する。「必ず大国から—・ぐるぞ」〈毛詩抄・七〉 2 きつく責める。ひどい目にあわせる。「年季の腰元—・げて様子を聞くに」〈浮・娘気...