おやま【女形/女方/お山】
《「おやまにんぎょう」から出た語という》 1 歌舞伎のおんながた。また、操り人形の女役の人形。 2 上方で、遊女。「昼三とやらいふ—を買うたが」〈滑・膝栗毛・三〉 3 美しい女。「今の世までも眉...
かい【買い】
1 品物などを買うこと。「安物—」⇔売り。 2 相場の騰貴を見越して買い手に回ること。⇔売り。
かい‐あお・る【買い煽る】
[動ラ五(四)]相場を上げるために盛んに買う。「電機株を—・る」
かい‐あ・げる【買(い)上げる】
[動ガ下一][文]かひあ・ぐ[ガ下二] 1 官公庁などが民間から物を買い取る。「農地を—・げる」⇔払い下げる。 2 すっかり買う。買い尽くす。「極月(ごくげつ)二十七八日より所々の魚の棚に—・げ...
かい‐あさ・る【買い漁る】
[動ラ五(四)]あちこち探し求めて盛んに買う。買い集める。「希覯本(きこうぼん)を—・る」
かい‐かけ【買(い)掛け】
代金あと払いで商品を買うこと。買い掛かり。掛け買い。⇔売り掛け。
かい‐かた【買(い)方】
1 買う方法。 2 買うほうの人。特に、株式の信用取引や商品の先物取引での買い手。⇔売り方。
かい‐かぶ・る【買い被る】
[動ラ五(四)] 1 人物を実際以上に高く評価する。「そう—・られても困る」 2 品物を実際の価値よりも高く買う。「お前に泣いて口説かれるので、五十か六十いつでも—・らあ」〈伎・小紋単地〉
かい‐きり【買(い)切り】
1 品物などを残らず買うこと。また、場所や乗り物などの座席をすべて買うこと。「劇場を—にして慰安会を催す」 2 小売業者が返品しない条件で商品を買い取ること。「—制」 3 主に定額制(サブスクリ...
かい‐き・る【買(い)切る】
[動ラ五(四)] 1 入手しうる品物などを全部買う。また、乗り物や劇場などの座席を予約して残らず買う。「在庫品を—・る」「桟敷を—・る」 2 小売業者が発売元や問屋などから、売れ残っても返品しな...