でんえんふうけい【田園風景】
坂上弘の短編小説。東南アジアを舞台に貿易会社に勤める会社員の日常を描く。平成4年(1992)刊行。同年、第45回野間文芸賞受賞。
トゥルチャ【Tulcea】
ルーマニア東部の都市。ドナウ川河口部の分流トゥルチャ川に面する。紀元前1世紀に古代ギリシャの植民都市が建設され、続いて古代ローマ帝国、東ローマ帝国、ブルガリア帝国、ジェノバ共和国の支配下に置かれ...
トゥンベス【Tumbes】
ペルー北西部の都市。トゥンベス県の県都。エクアドルとの国境に近く、太平洋に注ぐトゥンベス川の河口に位置する。インカ帝国時代、キトへ通じる街道の要塞が置かれた。1942年、エクアドルからペルーの帰...
とう‐おん【唐音】
1 日本における漢字音の一。狭義には、江戸時代に、長崎を通じて伝えられた、中国、明から清の初期の中国語の発音によるもの。禅僧・長崎通事・貿易商などによって伝えられた。広義には、江戸時代以前から広...
とうきょう‐ラウンド【東京ラウンド】
1973年9月から始まった関税および貿易に関する一般協定(GATT)における多国間の多角的貿易交渉。貿易自由化の推進を目標とし、関税のほかにも非関税障壁、セーフガード、開発途上国問題も取り上げた...
とうきょう‐わん【東京湾】
関東地方南部、房総半島と三浦半島に囲まれる海域。浦賀水道で太平洋につながる。湾岸には東京・横浜・千葉などの大都市・貿易港が並ぶ。埋め立てが進み、臨海工業地帯を形成。
とう‐せん【唐船】
1 中国の船。また、中国風の船。からふね。もろこしぶね。 2 中世、中国との貿易にあたった日本の船。からふね。
とう‐つうじ【唐通事】
江戸時代、長崎奉行の配下に置かれ、中国との貿易交渉にあたった通訳。多く、中国からの渡来人の子孫が家業として世襲した。
唐(とう)へ投(な)げ銀(がね)
鎖国以前、朱印船貿易で、海外貿易に投資すること。投機的な投資や無駄な投資のたとえにもいう。「—して仕合はせ」〈浮・二十不孝・三〉
とくてい‐げんさんちしょうめいしょ【特定原産地証明書】
自由貿易協定や経済連携協定などに基づく特恵関税率の適用を受けるための原産地証明書。