ぼうこくれい‐じけん【防穀令事件】
1889年(明治22)、朝鮮咸鏡道で凶作を理由に出された穀類輸出禁止令に対し、日本の貿易商が大打撃を受けたとして、日本政府が賠償などを朝鮮に要求した事件。93年に朝鮮政府は賠償金を支払った。
ぼう‐て【貿手】
「貿易手形(ぼうえきてがた)」の略。
ぼう‐の‐つ【坊津】
鹿児島県南さつま市の地名。古くは三津(さんしん)の一として海外貿易の要地。遣唐使船の発着地。カツオ漁やポンカン栽培が盛ん。
ぼく‐ぎん【墨銀】
《「墨」は「墨西哥(メキシコ)」の略》メキシコの8レアル銀貨。近世、欧米諸国から中国に流入し、東洋の貿易市場の通貨となった。
ボゴール‐せんげん【ボゴール宣言】
《Bogor Declaration》1994年11月、ジャカルタ近効のボゴール宮殿で開催されたAPEC首脳会議で採択されたアジア太平洋地域の貿易・投資自由化と経済協力に関する宣言。→ボゴール目標
ボゴール‐もくひょう【ボゴール目標】
ボゴール宣言に盛り込まれた、APEC(アジア太平洋経済協力)地域の貿易・投資自由化に関する目標。同地域内の先進経済圏は2010年までに、新興経済圏は2020年までに、域内における貿易と投資の自由...
ボマ【Boma】
コンゴ民主共和国西端の都市。コンゴ川河口から約100キロメートルに位置し、河港をもつ。16世紀に建設され、奴隷貿易の拠点として栄えた。内陸部への鉄道の起点であり、木材、バナナ、コーヒー、カカオな...
ポアント‐ノワール【Pointe-Noire】
コンゴ共和国南西部、大西洋に面する港湾都市。同国第二の規模をもつ。1930年代に首都ブラザビルと鉄道で結ばれ、内陸部の貿易港として発展。沖合に海底油田があり、石油産業が盛ん。
ポッタリ
《(朝鮮語)。風呂敷包みの意》韓国の行商人。食品・雑貨などを個人の手荷物として日本に持ち運ぶ個人貿易商。
ポルトガル【Portugal】
ヨーロッパ南西部、イベリア半島西部にある国。正称、ポルトガル共和国。首都リスボン。前2世紀、ローマの属州となり、ルシタニアとよばれた。1143年に王国を建設、15、6世紀には東洋貿易で栄え、ブラ...