し‐ごう【師号】
朝廷から高僧に与えられた称号。大師・国師・禅師など。「—を賜る」
し‐さん【賜餐】
天子から酒食を賜ること。また、その食事。
し‐せん【賜饌】
天子から賜る食事。
しゃ‐しゅ【謝酒】
朝廷の饗宴で、群臣が酒杯を賜ることを感謝し、再拝して酒杯を受ける作法。しゃす。
しょう‐ぶん【小文】
1 ごく短い文章。 2 自分の文章をへりくだっていう語。「—にご高評を賜る」
じょうろう‐の‐ずいじん【上﨟の随身】
天皇より賜る随身のうち、近衛府の官人と番長。近衛舎人を下﨟の随身というのに対する。→番長
すわ
[感] 1 突然の出来事に驚いて発する語。そら。さあ。あっ。「—一大事」 2 相手が気づかずにいるときに注意を喚起するために発する語。そら。ほら。「—稲荷より賜るしるしの杉よ」〈更級〉
せち‐え【節会】
節日(せちにち)その他重要な公事(くじ)のある日に、天皇が諸臣に酒食を賜る儀式。元日・白馬(あおうま)・踏歌(とうか)・端午(たんご)・豊明(とよのあかり)の五節会のほか立后・立太子・任大臣・相...
せつ‐ど【節度】
1 行き過ぎのない適当な程度。ほどあい。「—のある生活」「—を守る」 2 指図。指令。下知(げち)。「我が—に違ひ、国事を誤る者あらば」〈竜渓・経国美談〉 3 天皇が将軍に出征を命じたとき、その...
ぜん‐じ【禅師】
1 禅定(ぜんじょう)に通達している師僧。 2 高徳の禅僧に朝廷から賜る称号。「大覚—(=蘭渓道隆)」 3 禅宗で、師家(しけ)の通称。また、高僧の尊称。「一休—(=宗純)」