いっきゅう【一休】
水上勉の小説。室町時代の臨済宗僧侶、一休宗純についての評伝。昭和50年(1975)刊行。同年、第11回谷崎潤一郎賞受賞。
いっしゅんのなつ【一瞬の夏】
沢木耕太郎によるノンフィクション。昭和56年(1981)刊行。「敗れざる者たち」にも登場したプロボクサー、カシアス内藤が再起にかける姿を描く。昭和57年(1982)、第1回新田次郎文学賞受賞。
イッツオンリートーク【イッツ・オンリー・トーク】
絲山秋子の処女小説。平成15年(2003)、第96回文学界新人賞受賞。
いっとう‐しょう【一等賞】
競技会やコンクールなどで、もっとも優れている人や物に与えられる賞。
いつかきてきをならして【いつか汽笛を鳴らして】
畑山博の短編小説。昭和47年(1972)発表。同年、第67回芥川賞受賞。
いつ‐び【溢美】
褒めすぎること。過賞。「決して—の言ではない」
いつみん【逸民】
小川国夫の短編小説。昭和61年(1986)発表。同年、第13回川端康成文学賞受賞。
いてざ‐エースター【射手座A*】
射手座の銀河系中心方向に位置する、強い電波を出している電波源。電波のほか、赤外線・X線を放射し、超大質量ブラックホールが存在すると考えられている。周囲を公転する恒星の固有運動の観測から、太陽の約...
いとこどうし【いとこ同志】
《原題、(フランス)Les cousins》フランス映画。1959年公開の白黒作品。シャブロルの監督・脚本による青春映画。田舎育ちの青年と都会育ちの従兄弟(いとこ)を主人公に、青年期の心理を一人...
偉(い)とするに足(た)・る
十分に賞賛する価値がある。まさに偉大であると言える。「—・る功績」