マリアのくび【マリアの首】
田中千禾夫の戯曲。4幕9場。副題「幻に長崎を想う曲」で、終戦後の長崎を舞台とする。昭和34年(1959)2月、新人会が初演。同年、第6回岸田演劇賞、第10回芸術選奨受賞。
マルクスバーレンベリ‐しょう【マルクスバーレンベリ賞】
《Marcus Wallenberg Prize》森林・木材科学の分野における、独創的な研究や実用化に向けた優れた功績を称える国際賞。フィンランドに本社を置く製紙会社ストラエンソが、1980年に...
マルコーニ【Guglielmo Marconi】
[1874〜1937]イタリアの電気技術者。ヘルツの電磁波を応用して無線通信装置を1895年に発明し、無線会社を設立。1901年に大西洋を越えての通信に成功した。1909年、ノーベル物理学賞受賞。
まるば‐るこう【丸葉縷紅】
ヒルガオ科の蔓(つる)性の一年草。茎は左巻き。葉は心臓形で先がとがる。夏から秋にかけて、筒の長いらっぱ状の赤い花が咲く。北アメリカ原産で、日本には観賞用として導入され、各地で野生化。まるばるこうそう。
マロニエのはながいった【マロニエの花が言った】
清岡卓行の長編小説。パリで活躍する芸術家達の交流を描く大河小説。平成11年(1999)刊行。同年、第52回野間文芸賞受賞。
まんえんがんねんのフットボール【万延元年のフットボール】
大江健三郎の長編小説。昭和42年(1967)「群像」誌で発表。同年、第3回谷崎潤一郎賞受賞。発表当時の32歳は同賞受賞者の最年少記録。
まんしゅうはしらない【満洲は知らない】
吉田知子の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品は昭和58年(1983)11月、「新潮」誌に掲載され、翌年第23回女流文学賞を受賞。小説集は昭和60年(1985)刊行。いずれも中国残留孤...
まんだらどう【曼荼羅道】
坂東真砂子の長編小説。平成13年(2001)刊。平成14年(2002)、第15回柴田錬三郎賞受賞。
まんようしゅうしちゅう【万葉集私注】
土屋文明による万葉集の注釈書。昭和24年(1949)から昭和31年(1956)にかけて全20巻を刊行。本作により、著者は昭和28年(1953)の第9回芸術院賞受賞。
マーガレット【marguerite】
1 キク科の多年草。高さ約1メートル。茎は木質で、多数の枝が分かれる。葉は羽状に深く裂けていて互生する。夏、中央が黄色で周囲が白色の頭状花を開く。カナリア諸島の原産。八重咲きなどの品種もあり、観...