もら・う【貰う】
[動ワ五(ハ四)] 1 贈られたり頼んだりして受け取り、自分のものとする。「金を—・う」「便りを—・う」「賞を—・う」「元気を—・う」「勇気を—・う」 2 頼んで手に入れる。得る。「許可を—・う...
モルデ【Molde】
ノルウェー西部の都市。東西に延びるモルデフィヨルドの北岸に位置する。漁業基地で水産加工業が盛ん。毎夏、ジャズ音楽祭や、ノーベル文学賞を受賞したビョルンソンにちなむ国際文学祭が催される。モルド。
もんがら‐かわはぎ【紋殻皮剝】
フグ目モンガラカワハギ科の海水魚。全長約35センチ。体は卵形で側扁し、口のまわりが橙色、背は黒褐色で黄色の網状斑があり、腹部には大きな淡青色の円斑が並ぶ。南日本から熱帯地方の岩礁に生息。観賞用。
やおちょう【八百長】
新橋遊吉の短編小説。競馬の八百長に手を染める騎手を描く。昭和40年(1965)発表。同年、第54回直木賞受賞。
やくもがころした【八雲が殺した】
赤江瀑の小説。幻想的な短編小説。小泉八雲の怪談物語「茶わんのなか」を題材とする。昭和59年(1984)刊行。同年、長編「海峡」とあわせ第12回泉鏡花文学賞を受賞。
やぐるま‐ぎく【矢車菊】
キク科の一年草。高さ30〜90センチ。茎・葉に少し白い毛をかぶり、根際から分枝する。葉は線状で全縁または多少のぎざぎざがあり、互生。夏、形が矢車に似た青紫・桃・鮮紅・白・青色などの頭状花が咲く。...
やさしいていはくち【優しい碇泊地】
坂上弘の長編小説。平成3年(1991)刊。同年、第43回読売文学賞小説賞および、第42回芸術選奨文部大臣賞受賞。
やすらかにいまはねむりたまえ【やすらかに今はねむり給え】
林京子の小説。長崎の兵器工場に動員された女学生達の被爆体験を描く。平成2年(1990)発表、同年第26回谷崎潤一郎賞受賞。
やっとこたんてい【やっとこ探偵】
志茂田景樹の小説。昭和51年(1976)に第27回小説現代新人賞を受賞した、著者のデビュー作。
矢張(やは)り野(の)に置(お)け蓮華草(れんげそう)
《播磨(はりま)の俳人瓢水(ひょうすい)の句「手に取るなやはり野におけ蓮華草」から》野原で咲いているからこそレンゲソウは美しいのであって、摘んで観賞するものではない。そのものにふさわしい環境に置...