わたしのアンネフランク【私のアンネフランク】
松谷みよ子の児童文学作品。昭和54年(1979)刊。戦争の悲惨を描く「直樹とゆう子の物語」シリーズの第3作。第20回日本児童文学者協会賞受賞。
わたしのおとこ【私の男】
桜庭一樹の長編小説。父と娘の過去を、時代を遡りながら描く。平成19年(2007)刊行。同年、第138回直木賞受賞。
わたしのグランパ
筒井康隆の小説。平成11年(1999)「オール読物」誌に掲載。同年刊行。第51回読売文学賞小説賞を受賞。
わたしのチェーホフ【私のチェーホフ】
佐々木基一の評論。ロシアの劇作家、チェーホフについて論じる。平成2年(1990)刊行。同年、第43回野間文芸賞受賞。
わたしのヌレエフ
井上荒野の短編小説。平成元年(1989)、第1回フェミナ賞受賞。
わたしのみたしょうわのしそうとぶんがくのごじゅうねん【私の見た昭和の思想と文学の五十年】
小田切秀雄の文学エッセー。昭和63年(1988)刊。昭和史の中の文学者・事件・作品について、著者自身の青年期の回想を交えつつ語る。第42回毎日出版文化賞受賞。
わたりかゆかん【渉りかゆかむ】
斎藤史の歌集。昭和60年(1985)刊。第37回読売文学賞詩歌俳句賞受賞。
わらういえもん【嗤う伊右衛門】
京極夏彦の長編小説。「江戸怪談」シリーズの第1作で、「東海道四谷怪談」を下敷きにしている。平成9年(1997)刊。同年、第25回泉鏡花文学賞を受賞。平成16年(2004)蜷川幸雄監督により映画化。
わるいなかま【悪い仲間】
安岡章太郎の短編小説。昭和28年(1953)発表。同年、「陰気な愉しみ」とあわせ第29回芥川賞受賞。
われゆくもののごとく【われ逝くもののごとく】
森敦の長編小説。終戦後の庄内地方を舞台に、人々の生と死を方言を多用した文体で表現する。昭和62年(1987)刊行。同年、第40回野間文芸賞受賞。