けまん‐そう【華鬘草】
ケシ科の多年草。高さ約60センチ。葉は大きく、羽状複葉。晩春、淡紅色の心臓形の花を総状に垂らして咲く。中国の原産で、古くから観賞用に栽培される。ふじぼたん。たいつりそう。《季 春》「—咲きゐたら...
け‐もも【毛桃】
桃の一品種。日本在来のもので、果実は小さくて堅く、毛深い。観賞用。
けりたいせなか【蹴りたい背中】
綿矢りさの青春小説。平成15年(2003)発表。同年、第130回芥川賞受賞。受賞時の年齢19歳は当時の芥川賞史上最年少。
けん【懸】
[常用漢字] [音]ケン(漢) ケ(慣) [訓]かける かかる 〈ケン〉 1 物にひっかける。ぶらさがる。空中にかかる。「懸河・懸崖(けんがい)・懸垂・懸腕直筆」 2 かかげ示す。「懸賞」 3...
けん‐い【権威】
1 他の者を服従させる威力。「行政の—が失墜する」「親の—を示す」 2 ある分野において優れたものとして信頼されていること。その分野で、知識や技術が抜きんでて優れていると一般に認められていること...
けんざんばんしゅう【乾山晩愁】
葉室麟の歴史小説。元禄時代の絵師、尾形光琳と、その弟で陶工の尾形乾山をとりあげた作品。平成16年(2004)に第29回歴史文学賞を受賞。著者のデビュー作。
けん‐しょう【懸賞】
1 すぐれた作品、クイズの正解者、また、捜し物を見つけ出した人などに与えるという条件で、賞金や賞品をかけること。また、その賞金・賞品。「—がつく」「—に当たる」「—小説」 2 相撲で、企業などが...
けんしょう‐きん【懸賞金】
懸賞として与えられる金銭。クイズや数学などの難問の正解者、スポーツなどの勝者、優れた作品を生み出した作家、また、探し物の発見者や犯人の逮捕に役立つ情報の提供者などに与えられる金銭。
けんじゅうとじゅうごのたんぺん【拳銃と十五の短篇】
三浦哲郎の短編小説集。「拳銃」「シュークリーム」「小指」など、短編16作からなる。昭和51年(1976)刊行。同年、第29回野間文芸賞受賞。
けん‐じょう【勧賞】
《「けんしょう」「かんじょう」「けじょう」とも》功労を賞して官位や物品・土地などを授けること。「後陣の勢の続かざらんに、先駆けたらん者は、—あるまじき由」〈平家・九〉