げんごのきげんについてのろんこう【言語の起源についての論考】
《原題、(ドイツ)Abhandlung über den Ursprung der Sprache》ヘルダーの著作。1772年発表。言語の起源について「理性即言語」とする関係性を言語学史上初めて...
げんしゅのぼうはん【元首の謀叛】
中村正䡄の長編小説。1970年代の東西ドイツを舞台とした作品。昭和55年(1980)刊行。同年、第84回直木賞受賞。
げんじものがたりたいせい【源氏物語大成】
国文学者、池田亀鑑による学術書。昭和17年(1942)刊行の、「源氏物語」の研究書「校異源氏物語」に補訂を行い、昭和28年(1953)から昭和31年(1956)にかけて全8冊で刊行されたもの。こ...
げんじゅうにかんしされたれっしゃ【厳重に監視された列車】
《原題、(チェコ)Ostře sledované vlaky》チェコの小説家、フラバルの中編小説。1965年刊行。翌1966年公開されたイジー=メンツェル監督による映画化作品は、1967年の第4...
げんだいじん【現代人】
渋谷実監督による映画の題名。昭和27年(1952)公開。汚職に手を染めた官僚の姿を描く。出演、池部良、小林トシ子、山田五十鈴ほか。第7回毎日映画コンクール監督賞受賞。
げんだいぶんがくろん【現代文学論】
青野季吉による文芸評論。昭和24年(1949)刊行。第1回読売文学賞文芸評論賞受賞。
げんとふどうみょうおう【ゲンと不動明王】
宮口しづえによる児童文学作品。昭和33年(1958)刊行。第2回未明文学賞奨励賞受賞。
げんばくのこ【原爆の子】
長田新が、広島で被爆した子供たちの体験をまとめた手記。昭和26年(1951)刊行。昭和27年(1952)、新藤兼人監督・脚本により映画化され、英国アカデミー賞国連平和賞受賞。
げん‐めい【厳明】
[名・形動]厳正で公明なこと。また、そのさま。「賞罰—なるが故に」〈染崎延房・近世紀聞〉
こい【恋】
小池真理子の恋愛小説。学園紛争の時代を背景に、3人の男女の倒錯した愛の世界を描く。平成7年(1995)発表。同年、第114回直木賞受賞。