しつもん‐ぜめ【質問攻め】
相手に対して、続けざまに質問をすること。「記者からの—にあう」
しつもん‐つうこく【質問通告】
国会の委員会審議などにおいて、質問者が事前に、質問の趣旨を政府に通告すること。答弁の準備をさせることが目的。地方議会などでも行われる。
しつもん‐とり【質問取り】
国会で、各省庁の担当者が質問をする議員にあらかじめ内容を聞いておき、それに対する答弁書を作成すること。問取(もんと)り。
しつ‐りょう【質料】
《(ギリシャ)hylē/(ラテン)materia/(英)matter》素材の意。アリストテレス以来、形相と相関的に用いられる。例えば、家の機能や構造上の形式が形相で、その素材となる木材は質料。ヒ...
しつ‐りょう【質量】
1 物体の慣性の大きさを示す量。または、重力を生じさせる原因となる量。相対性理論によれば、質量はエネルギーの一形態であるとされる。単位はキログラム、その他トン・カラット・匁(もんめ)など。 2 ...
しつりょう‐いん【質料因】
アリストテレスの説いた四原因の一。事物が生成するための素材となるもの。 →形相因 →動力因 →目的因
しつりょう‐けっそん【質量欠損】
原子核を構成している陽子と中性子の質量の総和から、原子核の質量を引いた差。陽子と中性子とが原子核を構成するとき、結合エネルギーを得るため、ある程度の質量を失うことから生じる。
しつりょう‐こうちゃく【質量降着】
宇宙空間において、白色矮星・中性子星・ブラックホールなどの高密度天体へ、周囲のガスや伴星の恒星風などが重力に引き寄せられる現象。
しつりょうこうど‐かんけい【質量光度関係】
恒星の質量と絶対等級(光度)の関係。光度は質量のほぼ3〜4乗に比例する。
しつりょうさよう‐の‐ほうそく【質量作用の法則】
化学反応における重要な法則の一。化学平衡が成立しているとき、反応物質の各濃度の積と生成物質の各濃度の積との比は、一定温度のもとにおいては一定であるという法則。