い‐か【異化】
[名](スル) 1 《dissimilation》音変化の一種。同じ音、あるいは調音上類似している音が一語の中にあるとき、一方が別の音に変わる現象。「ナナカ(七日)」が「ナヌカ」または「ナノカ」...
いか‐ず
《動詞「い(行)く」の未然形+打消しの助動詞「ず」から。近世上方語》 1 人情や情趣を解さないこと。また、その人。無粋。「この里の恋と情けと…をまろめし中にも、あんな—もありける」〈浮・好色盛衰...
いかに‐ぞ【如何にぞ】
[連語]《「ぞ」は係助詞》 1 状態・原因などについての疑問、または質問の意を表す。どうして。「そことなき恨みぞ常に思ほゆる—人のあらずなる頃」〈風雅・恋四〉 2 (次に来るべき「ある」を省略し...
いか‐の‐こう【烏賊の甲】
コウイカ類が体内にもつ舟形の部位。石灰質でかたく、乾燥させてインコなどのカルシウム補給に用いられる。いかのふね。カトルボーン。
いかほ‐おんせん【伊香保温泉】
渋川市の温泉。急な石段の両側に旅館が並ぶ。垂仁(すいにん)天皇のころの発見といわれる。泉質は単純温泉・硫酸塩泉など。
いかりがせき‐おんせん【碇ヶ関温泉】
青森県平川市碇ヶ関にある温泉。泉質は単純温泉・塩化物泉。
いがく‐ぶつりし【医学物理士】
病院などで放射線を用いた医療が適切に実施されるよう、医学物理の知識を生かして治療計画の立案の補助や評価、放射線医療機器の品質管理などを行う医療職。
いき【粋】
[名・形動]《「意気」から転じた語》 1 気質・態度・身なりなどがさっぱりとあかぬけしていて、しかも色気があること。また、そのさま。「—な姿」「—な柄」「—な店」⇔野暮(やぼ)。 2 人情の機微...
イクオリン【aequorin】
生物発光物質の一。発光たんぱく質の一種で、カルシウムを感受して青い光を放つ。1962年に海洋生物学者の下村脩により、緑色蛍光たんぱく質(GFP)とともにオワンクラゲから発見・抽出された。エクオリン。
いく‐しゅ【育種】
[名](スル)生物のもつ遺伝的形質を利用して改良し、有益な品種を育成すること。