みず‐あか【水垢】
水に溶け込んでいた物質が分離して固まったもの。物に付着したり水中に浮遊したりする。みあか。
みず‐うり【水売り】
1 水が乏しい、または水質が悪い地域で、飲料用の水を売り歩いた商売。また、その人。 2 江戸時代、夏に、砂糖・白玉団子を入れた冷水を売り歩いた商売。また、その人。
みずし‐おとこ【水仕男】
台所働きをする下男。「料理人—が鼾に」〈浮・妾気質〉
みず‐しょう【水性】
1 水の性質。すいせい。 2 五行(ごぎょう)を人の生年月日などに当てはめ、その水の性を受けて生まれているとすること。また、その人。 3 女性の浮気な性質。「流石(さすが)は川竹の—なる」〈逍遥...
水(みず)と油(あぶら)
水と油が互いに溶け合わないように、性質が合わず、しっくり調和しないこと。油と水。油に水。
みず‐わり【水割(り)】
1 ウイスキーや焼酎(しょうちゅう)などを水で薄めること。また、そのもの。 2 実質・内容を無視して量だけをふやすこと。みずまし。「—株」
みせ‐ばや【見せばや】
ベンケイソウ科の多年草。岩上に生え、根茎から多数の茎が出て垂れ下がる。葉は多肉質で円形、3枚ずつ輪生。10月ごろ、茎の先に、淡紅色の小花が球状に集まって咲く。小豆島での自生が知られ、観賞用にされ...
ミセル【micelle】
1 溶液中で、界面活性剤などの分子がある濃度以上になると、急に集合してつくるコロイド状の粒子。石鹸水(せっけんすい)などでみられる。 2 セルロースなどの高分子物質を構成する微結晶。
みぞ‐がい【溝貝】
1 マテガイ科の二枚貝。砂浜にすみ、貝殻は横長の長楕円形で、殻長3センチくらい。殻は薄紫色で、質が薄い。本州から九州にかけて分布。 2 カラスガイの古名。一説にハマグリの殻の黒色のものという。「...
ミッシング‐マス【missing mass】
銀河の回転運動や銀河団内の銀河の運動から推定される質量と、光学的に観測できる質量との差。この差を生み出す正体は明らかになっていないが、暗黒物質と総称され、究明が進められている。見えない質量。見失...