みゃくし‐るい【脈翅類】
アミメカゲロウ目(脈翅目)の昆虫の総称。柔軟なかむ口をもち、触角は長く、翅(はね)は膜質で脈が多い。翅脈の端が細く分かれる扁翅(へんし)亜目のクサカゲロウ・ウスバカゲロウ・ツノトンボ、翅が幅広の...
みゃく‐り【脈理】
光学材料などのガラス内部の屈折率が異なる不均質な部分。製造工程の温度調整などに起因し、フレアをはじめとする光学製品の品質不良の要因となる。すじ。
み‐やけ【身焼(け)】
マグロやブリなどの身が白く変色して品質が劣化する現象。釣り上げるときに魚が暴れたり、漁獲後の体温が高い場合などに起こることが多い。
みやこ‐ざさ【都笹】
イネ科の植物。山地に群生し、高さ約1メートル。茎の節は膨らむ。葉は茎の先に数枚つき、質が薄く、冬に縁が白くなる。京都の比叡山で発見された。
みや‐みず【宮水】
兵庫県の西宮市から神戸市にかけての旧海岸地帯で、井戸に湧出する水。酒造用水として良質で、古くから灘(なだ)の酒に用いられる。
ミューオンしょくばい‐かくゆうごう【ミューオン触媒核融合】
《「ミュオン触媒核融合」とも》ミュー粒子(ミューオン)を利用した核融合反応。低温核融合の一つ。加速器で発生させたミュー粒子を重水素や三重水素の分子にあてると、水素原子の周りを回る電子が負の電荷を...
ミューオンスピン‐かいてん【ミューオンスピン回転】
ミューオン(ミュー粒子)の高い透過性を利用し、物質内部の磁場などを詳細に調べる手法。スピン偏極したミュー粒子を物質内部に注入し、自然崩壊して放出される陽電子を検出することで、磁場の分布や時間変化...
ミューズ‐ほうしき【MUSE方式】
《multiple sub-nyquist sampling encoding》高品質の画像情報を送り出すハイビジョンを、アナログ衛星放送などで放送できるようにするための帯域圧縮技術の方式。多重...
ミューテーション【mutation】
突然変異。生物の遺伝形質が親の形質と異なって現れること。
ミュー‐りゅうし【μ粒子/ミュー粒子】
素粒子の一。質量は電子の約207倍で、電荷は正・負の2種、スピン半整数。崩壊して電子とニュートリノになる。記号μ ミューオン。