メタボライト【metabolite】
生体内の細胞や組織における、代謝物質の総称。→メタボロミクス
メタボロミクス【metabolomics】
生体内の細胞や組織における、代謝物質の動態や反応経路を研究する学問分野。狭義にはメタボローム解析とよばれる代謝質の分離と同定技術を指し、広義には代謝反応の経路やその量的な解析を中心として、広く臨...
メタボローム【metabolome】
生体内の細胞や組織において、たんぱく質や酵素が作りだす全代謝物質の総称。
メタ‐マテリアル【meta-material】
人為的に性質を変化させた物質。特に、光などの電磁波に対して負の屈折率をもつなど、自然界に見られる物質とは異なる振る舞いを示す物質を指す。電磁メタマテリアル。メタ物質。→メタ原子 →メタサーフェス
メタ‐レンズ【meta-lens】
光に対し、負の屈折率をもつなど、天然物質とは異なる振る舞いを示すメタマテリアルでできたレンズ。半導体集積回路の製造に用いられる微細加工技術を応用し、ガラスなどにナノメートル程度の微細な構造のパタ...
メチオニン【methionine】
必須アミノ酸の一。たんぱく質の構成成分の一で、硫黄を含む。生体内の反応でメチル基を供与する働きをもつ。
メチシリン【Methicillin】
ペニシリン系抗生物質の一。ペニシリンの薬剤耐性菌に対して有効な抗生物質として1960年に半合成されたが、メチシリン耐性黄色ぶどう球菌(MRSA)のような耐性菌が出現。現在日本ではほとんど用いられ...
メチシリンたいせい‐おうしょくぶどうきゅうきん【メチシリン耐性黄色葡萄球菌】
耐性を獲得し、抗生物質のメチシリンが効かなくなった黄色ぶどう球菌。皮膚や鼻腔などに存在。院内感染の原因ともなる薬剤耐性菌であり、抵抗力の弱い手術後の患者や高齢者・未熟児などが感染しやすい。治療薬...
メチルアミン【methylamine】
アミンの一種。刺激臭をもつ無色の気体。動植物質が腐敗分解するときに生じる。
メチル‐か【メチル化】
[名](スル)《methylation》有機化合物の水素原子をメチル基で置換させること。生体内において、DNAやたんぱく質がメチル化されることで、機能発現の調節などが行われる。