メチル‐すいぎん【メチル水銀】
水銀にメチル基の結合した化合物。水俣病(みなまたびょう)の原因物質として知られる。
メチル‐メルカプタン【methyl mercaptan】
メルカプタンというメルカプト基-SHをもつ化合物の一種。腐った玉ねぎのような悪臭をもち、人や動物の糞便にも含まれる。悪臭防止法の規制物質、および大気汚染防止法の特定物質に指定。メタンチオール。化...
めった【滅多】
[形動][文][ナリ]《「めた」と同語源。「滅多」は当て字》 1 思慮の浅いさま。軽率であるさま。「—なことを言って怒らせてはまずい」 2 ごく当たり前であるさま。並大抵。「—なことでは驚かない...
めっ‐ぽう【滅法】
[名]仏語。 1 因縁によって生じたのではないもの。無為法。 2 涅槃(ねはん)のこと。
[形動][文][ナリ]道理にはずれるさま。常識を超えているさま。「是豈—なる間違いにあらずや」〈逍遥...
め‐つぎ【芽接ぎ】
接ぎ木の一。新しく伸びた枝にできるじょうぶな芽を、周囲の木質部ごと削り取って接ぎ穂とし、台木の皮層を切り開いた部分に挿し込んで接ぐ方法。秋口に行う。
メデュラ【medulla】
3層構造からなる毛髪の中心部を構成する物質。多数の空胞があり、空気を含む。毛髄質。→キューティクル →コルテックス
め‐どめ【芽止め】
[名](スル)芽が出ると品質の落ちるジャガイモやニンニクなどの発芽を止めること。また、栽培の都合から発芽を遅らせること。薬品処理・温度処理・放射線処理などの方法がある。
め‐のう【瑪瑙】
石英の結晶の集合体(玉髄(ぎょくずい))で、色や透明度の違いにより層状の縞模様をもつもの。色は乳白・灰・赤褐色など変化に富む。宝石・装飾品とされ、また硬質なので乳鉢にも使われる。アゲート。
め‐の‐こ【女の子】
1 おんなの子。「ここらの村の、—とは見えず」〈逍遥・当世書生気質〉 2 おんな。⇔男(お)の子。「—当年に績(う)ませざることあれば」〈継体紀〉
め‐の‐まんねんぐさ【雌の万年草】
ベンケイソウ科の多年草。山野の岩上などに生え、高さ約10センチ。茎は少しはう。葉は小さく多肉質で、互生する。夏、黄色い花を多数つける。こまのつめ。はなつづき。