ようばい‐ちゅうしゅつ【溶媒抽出】
混合物を分離する方法の一。各種物質の溶けている水溶液に、水に溶けないベンゼン・クロロホルムなどの溶媒を加え、この溶媒に特定成分を溶かし出させて取り出す操作。抽出。
ようふよう‐せつ【用不用説】
ラマルクの進化論学説。生物個体において、多用する部分はしだいに発達し、用いない器官は退化し、その後天的な獲得形質が遺伝することにより進化の現象を現すという説。ラマルク説。
よう‐へん【窯変】
[名](スル)陶磁器を焼く際、炎の性質や釉(うわぐすり)の含有物質などが原因で予期しない釉色(ゆうしょく)・釉相を呈すること。また、その陶磁器。変化を求めて作為的にも行われる。火変わり。
ようゆうえん‐でんかい【溶融塩電解】
溶融塩を電解質として電気分解を行うこと。水溶液による電解が不可能な、弗素・アルミニウムのほか、アルカリ金属・アルカリ土類金属・希土類元素などの製錬に用いられる。融解塩電解。
ようゆうえん‐ろ【溶融塩炉】
溶融塩に核燃料物質を溶解させた液体燃料を循環させて熱を取り出す原子炉。核燃料物質として、トリウムおよびウランのフッ化物を用いる。1950年代に米国で開発された技術だが、トリウム資源が豊富にあるこ...
ようゆう‐スラグ【溶融スラグ】
廃棄物や焼却灰をセ氏1300度以上の炉に入れ、有機物を燃焼させ、無機物を溶融した後、空気中または水中で冷却し固化して得られるガラス質の固形物。土木・建築資材として有効利用される。溶融固形物。
よう‐らく【揺落】
[名](スル)秋に、草木の葉が風にゆれて落ちること。「庭前の梧桐—して」〈逍遥・当世書生気質〉
よう‐らく【羊酪】
羊の乳の脂肪質を固めて作った食品。
よう‐りょう【要領】
1 物事の最も大事な点。要点。「質問の—がはっきりしない」 2 物事の要点をつかんだ、うまい処理の仕方。「—が悪くてなかなか覚えない」「—よく話をする」
ようりょう‐はんのうかんけい【用量反応関係】
生物に対し、化学物質や放射線などの物理的作用を与えたとき、その用量と生物にみられる反応との関係をいう。毒物の有害性の場合、縦軸に健康影響度、横軸に摂取量をとってグラフにすることで、無影響量や致死...