あか‐でんわ【赤電話】
主に店頭などに設置されていた電話の通称。また一般に、公衆電話。かつて、電電公社・NTTが設置した委託公衆電話が赤色だったことからの名。平成7年(1995)に廃止。
あかとくろ【赤と黒】
《原題、(フランス)Le Rouge et le Noir》スタンダールの長編小説。1830年刊。貧しい青年ジュリアン=ソレルの野望と恋愛の一生を通じて、軍人か僧侶になるしか出世の道がなかった...
あか‐とり【垢取り】
1 櫛(くし)の歯の間にたまった垢を取る道具。 2 馬の垢を取る道具。馬櫛(うまぐし)。 3 (「赤鳥」とも書く)女性が馬に乗るとき、馬の汗で衣服が汚れるのを防ぐため、尻繋(しりがい)の下に掛ける布。
あか‐とんぼ【赤蜻蛉】
1 トンボ科アカネ属(アカトンボ属とも)のトンボの総称。アキアカネ・ナツアカネなど。体は赤または橙褐(とうかつ)色で、特に雄は成熟すると真っ赤に色づく。ショウジョウトンボなどを含めていうこともあ...
あか‐なす【赤茄子】
トマトの別名。
あか‐にきび【赤面皰】
⇒にきび[補説]
あか‐にし【赤螺】
1 アッキガイ科の巻き貝。殻高約15センチ。貝殻はこぶし状で厚く、表面は淡褐色、殻口の内側は朱赤色。暖海の砂泥地にすみ、カキやほかの貝を捕食。卵嚢(らんのう)は「なぎなたほおずき」とよばれる。肉...
あかにしかきた【赤西蠣太】
志賀直哉の小説。江戸時代に仙台藩で起きた伊達騒動を題材とする。大正6年(1917)発表。昭和11年(1936)、伊丹万作監督・脚本により映画化。出演は片岡千恵蔵、瀬川路三郎ほか。
あか‐ぬり【赤塗(り)】
1 赤色に塗ること。また、赤く塗ったもの。 2 「赤面(あかつら)2」に同じ。
あか‐ねずみ【赤鼠】
日本の代表的な野ネズミ。背は赤褐色、腹は白く、ハツカネズミよりやや大きい。