びこつ‐きん【尾骨筋】
坐骨棘(ざこつきょく)から起こり、仙骨の下端および尾骨につく筋肉。肛門挙筋(こうもんきょきん)とともに骨盤隔膜を形成する。坐骨尾骨筋。
びこん‐きん【鼻根筋】
外鼻の皮下にある筋肉の一つ。鼻背から起こり、額の皮膚につく。鼻根に横じわをつくる。
びちゅうかくかせい‐きん【鼻中隔下制筋】
外鼻の皮下にある筋肉の一つ。上顎骨(じょうがくこつ)の前部から起こり、鼻中隔の軟骨につく。
びまんせい‐はくしつびょうへん【弥漫性白質病変/瀰漫性白質病変】
大脳の白質に広範囲にわたって障害がみられる状態。動脈硬化による血流の低下などが原因とされる。高齢者や高血圧の人に起こりやすく、進行すると脳梗塞や認知症の原因となることがある。
びょうてき‐きんし【病的近視】
何らかの原因で眼軸が伸びて、眼球が変形し、網膜や視神経などに障害が起こり、眼鏡を装用しても良好な視力が得られない病態。悪性近視。変性近視。→近視
ふう‐うん【風雲】
1 風と雲。風や雲。また、自然。 2 事の起こりそうな情勢。「維新の—に際会して身を起し」〈蘆花・不如帰〉 3 竜が風と雲とを得て天に昇るように、英雄・豪傑が頭角を現す好機。
ふくまく‐えん【腹膜炎】
腹膜の炎症。化膿菌(かのうきん)や腫瘍(しゅよう)などによって起こり、急性では虫垂炎などから二次的に起こることも多く、激しい腹痛や嘔吐(おうと)・下痢(げり)などを伴う。
ふだ‐さし【札差】
江戸時代、蔵米取りの旗本・御家人に対して、蔵米の受け取りや売却を代行して手数料を得ることを業とした商人。取次業の他にその蔵米を担保にして金融業を行い、巨富を畜えた。名の起こりは、蔵米受取人の名を...
ふっ‐とう【沸騰】
[名](スル) 1 わきあがり煮えたつこと。沸点に達し、液体の表面からだけでなく、内部からも気化が起こり、気泡がのぼりはじめる現象をいう。「やかんの湯が—する」 2 盛り上がること。騒然となるこ...
ぶぶん‐ほっさ【部分発作】
癲癇(てんかん)の発作のうち、脳の一部分から起こるものをいう。脳の一部分で神経細胞で突発的に過剰な電気的活動が起こり、体の一部に運動や感覚の異常が現れる。→全般発作 [補説]発作の間、意識が保た...