だ‐そく【蛇足】
《昔、中国の楚(そ)の国で、蛇の絵をはやく描く競争をした時、最初に描き上げた者がつい足まで描いてしまったために負けたという「戦国策」斉策上の故事から》付け加える必要のないもの。無用の長物。
ちから‐あし【力足】
1 相撲で、四股(しこ)のこと。 2 強く力をこめて足を踏みおろすこと。また、その足。「二人が踏みける—に」〈太平記・一七〉
ちから‐ぶそく【力不足】
[名・形動]与えられた役目を果たすだけの力量がないこと。「落選は私の—によるものだ」→役不足2
ち‐そく【知足】
1 《「老子」三三章の「足るを知る者は富む」から》みずからの分(ぶん)をわきまえて、それ以上のものを求めないこと。分相応のところで満足すること。 2 《「知足天」の略》「兜率天(とそつてん)」に同じ。
ちどり‐あし【千鳥足】
1 千鳥の歩くように、足を左右に踏み違えて歩くこと。特に、酒に酔ってふらふらと歩くこと。また、その足つき。「—で帰る」 2 馬の足並みが千鳥の飛ぶ姿のようであること。一説に、その馬の足並みの音が...
ちゅう‐あし【中足】
歌舞伎の大道具の一。二重舞台で、高さが高足(たかあし)と常足(つねあし)との中間のもの。現行のものは2尺1寸(約64センチ)。
ちょう‐あし【蝶足】
膳(ぜん)などの足の末端がチョウが羽を広げたような形になっているもの。
ちょう‐そく【長足】
1 長い足。 2 はやあし。おおまた。 3 進み方の速いこと。
つき‐あし【月足】
蝋燭足(ろうそくあし)の一つ。1か月ごとの相場の動きを表した図表。
つぎ‐あし【継(ぎ)足】
1 器具などを高くするためにつぎたした足。「机に—をする」 2 幼帝がいすにかけるときに足を受けてのせる台。承足(しょうそく)。 3 剣道で、後ろ足を前足の近くに引きつけてその勢いを利用して前足...