と【跡】
あと。足あと。「跡絶(とだ)える」「跡見(とみ)」など、複合語の形で用いられる。
トゥクメ‐いせき【トゥクメ遺跡】
《Túcume》ペルー北西部の町トゥクメにある先インカ期の遺跡。シカン文化やチムー王国などのものとされる。日干し煉瓦(れんが)によるピラミッド状の建造物や墓が数多く点在するが、大部分は浸食が進み...
トゥーラ‐いせき【トゥーラ遺跡】
《Tula》メキシコ中部、イダルゴ州にある遺跡。10〜12世紀にメキシコ中央高原で栄えたトルテカ文化の代表的な遺跡。
とうよう‐の‐きせき【東洋の奇跡】
1950年代半ばから1970年代前半にかけて、日本が第二次大戦後の荒廃から復興し、急速な経済成長を遂げたことをいう。→高度経済成長
とがりいし‐いせき【尖石遺跡】
長野県茅野市の八ヶ岳西麓にある縄文時代中期の代表的な集落遺跡。昭和15年(1940)ごろから地元の研究家が独力で発掘し、日本先史時代の集落研究の出発点となった。
とさみなと‐いせき【十三湊遺跡】
青森県五所川原市市浦地区にある中世の港町の遺跡。町並みや館の遺構が確認され、中国・高麗製のものを含む大量の陶磁器などを出土した。
としより‐みょうせき【年寄名跡】
日本相撲協会の年寄名跡目録に記載される年寄の名。相撲協会の役員や親方になるために必要な資格。一代年寄を除き、105名。年寄株。親方株。
とり‐の‐あと【鳥の跡】
1 《中国上古、黄帝の時、蒼頡(そうけつ)が鳥の足跡を見て文字を作ったという故事から》文字。筆跡。また、手紙。「—ひさしくとどまれらば」〈古今・仮名序〉 2 へたな文字や筆跡。「陸奥国紙(みちの...
とろ‐いせき【登呂遺跡】
静岡市南部にある弥生時代の農村・水田遺跡。昭和22年(1947)から昭和25年(1950)にかけて発掘調査され、住居や高床倉庫のほか、大規模な水田跡や木製の農具・器具などが出土。特別史跡。
どうくつ‐いせき【洞窟遺跡】
自然の洞窟を利用して人間が生活を営んだあとのある遺跡。墓地を含むことも多い。後期旧石器時代からみられ、日本では高知県の竜河洞の弥生遺跡が好例。