とう‐せい【踏青】
《古代中国の風習から》春の青草を踏んで遊ぶこと。春の野遊び。《季 春》
とう‐は【踏破】
[名](スル)困難な道や長い道のりを歩き通すこと。「山岳地帯を—する」
とう‐ぶ【踏舞】
[名](スル)足拍子をとって舞をまうこと。また、その舞。舞踏。「恰もフロレンスの—するを好まざるが如し」〈織田訳・花柳春話〉
ふ‐がけ【踏懸/踏掛】
布帛(ふはく)製の脛巾(はばき)の一種。舞楽の装束に用いる。
ふま・う【踏まふ】
[動ハ下二]「ふまえる」の文語形。
ふまえ【踏まへ】
1 根拠。土台。「経文ヲ—トシテ」〈日葡〉 2 思慮。分別。「嫉妬の恨みに取り乱れ、後先の—もなく」〈浄・出世景清〉 3 踏み台。「とど、—をして鴨居へ隠す」〈伎・散書恋文章〉
ふまえ‐どころ【踏まえ所】
1 足を置くべき場所。ふみど。ふみどころ。 2 よりどころ。立脚点。「—はいいが、論の展開が甘い」
ふま・える【踏まえる】
[動ア下一][文]ふま・ふ [ハ下二] 1 しっかりと足で踏みつける。「大地を—・えて立つ」 2 判断のよりどころにする。根拠とする。「経験を—・えた助言」「事実を—・えて論じる」 3 あれこれ...
ふみ‐あい【踏(み)合い】
「踏み合わせ」に同じ。
ふみ‐あ・く【踏み明く】
[動カ下二]道でないところを踏んで道をつける。「童(わらはべ)の—・けたる築地(ついひぢ)の崩れより通ひけり」〈伊勢・五〉