ふみ‐おこ・す【踏み起こす】
[動サ四] 1 地を踏んで鳥獣などを驚かす。狩りたてる。「朝狩に鹿猪(しし)—・し夕狩に鳥踏み立て」〈万・九二六〉 2 再興する。「中ごろ絶えたる足利の家—・す」〈浄・女夫池〉
ふみ‐おとし【履み落(と)し/踏(み)落(と)し】
七言絶句または七言律詩の第1句末で韻をふまないこと。また、その詩。
ふみ‐かえ・す【踏(み)返す】
[動サ五(四)] 1 繰り返し踏む。「—・して固める」「—・されて荒れたグラウンド」 2 踏まれた仕返しに相手の足などを踏む。「腹いせに—・してやる」 3 踏みはずす。「父さんも—・して落てお仕...
ふみ‐か・える【踏(み)替える】
[動ア下一][文]ふみか・ふ[ハ下二]踏む足を替える。また、踏みなおす。「右足から左足に—・える」
ふみ‐かた・める【踏(み)固める】
[動マ下一][文]ふみかた・む[マ下二]足で何度も踏んでかたくする。「地面を—・める」
ふみ‐かぶり【踏み被り】
1 落とし穴。〈日葡〉 2 自分から招いた不利益。「皆手前の—」〈浄・淀鯉〉
ふみ‐かぶ・る【踏み被る】
[動ラ四] 1 踏みはずして水たまりや穴などに落ち込む。「三条通の屋根にやすみて、—・りて落ち」〈咄・春の山〉 2 自分でしたことから不利益をこうむる。「子故の闇に—・り」〈浮・世間猿〉 3 踏...
ふみ‐がね【踏(み)金】
雪駄(せった)の裏のかかとに打ちつけた板金。雪駄の裏金。
ふみ‐きり【踏(み)切(り)】
1 鉄道線路と道路が同じ平面上で交差する所。 2 跳躍競技などで、反動をつけるため地面やジャンプ台などを蹴って飛び上がること。また、その場所。「—が弱い」 3 思い切って決断すること。ふんぎり。...
ふみ‐き・る【踏(み)切る】
[動ラ五(四)] 1 強く踏んだはずみで切る。「鼻緒を—・る」 2 跳躍競技などで、地面やジャンプ台などを強く蹴った反動で飛び上がる。「タイミングよく—・る」 3 思い切って行う。ある行動を起こ...