アキレス‐けん【アキレス腱】
1 ふくらはぎにある腓腹(ひふく)筋・平目(ひらめ)筋を、かかとの骨に付着させる、人体中最大の腱。踵骨腱(しょうこつけん)。 2 《神話アキレウスの故事から》いちばんの弱点。「相手の—をつく」
あんだ‐べんけい【あんだ弁慶】
《「なみだ弁慶」の音変化とも「弁慶が何だ」の意ともいう》 1 強がり。負けず嫌い。「日本の—、すっすっすと小頭(こつぶり)振って勇みける」〈浄・国性爺後日〉 2 (感動詞的に用いて)なにくそ。負...
きょ‐こつ【距骨】
足根骨(そっこんこつ)の一。かかとの上方にある短い骨。下方は踵骨(しょうこつ)につながり、上は下肢骨と関節をつくる。
踵(くびす)を接(つ)・ぐ
「踵(くびす)を接する」に同じ。「見物の貴賤千里の浜まで—・ぎ」〈保元・上〉
けい‐かい【計会】
1 考えあわせること。とりはからうこと。「内臣となって内外を—し」〈続紀・元正〉 2 物事が重なり合うこと。「物色と人情と—すること疎(おろそ)かなり」〈菅家文草・一〉 3 さしつかえること。取...
ごん‐こつ【跟骨】
《「こんこつ」とも》踵骨(しょうこつ)の旧称。
しゅうじょう‐こつ【舟状骨】
手根骨および足根骨を構成する短骨の一つ。手首では三角骨・豆状骨(とうじょうこつ)・月状骨(げつじょうこつ)とともに近位列をつくる。足首では距骨(きょこつ)・踵骨(しょうこつ)とともに近位列をつくる。
しょう【踵】
[音]ショウ(漢) [訓]かかと くびす きびす かかと。「接踵・旋踵」
しょうこつ‐きょく【踵骨棘】
かかとの骨の下面にできる骨性の突起。足底腱膜(けんまく)が踵骨(しょうこつ)に付着する部分に生じ、歩行時に痛みを感じる。
せっ‐しょう【接踵】
《踵(くびす)を接する意から》 1 人々が絶え間なく往来すること。 2 物事が引き続いて起こること。