あか‐み【赤身】
1 動物、特に魚の肉の赤い部分。⇔白身。 2 木材の中心部の赤みを帯びた堅いところ。心材。⇔白太(しらた)。
あ‐が‐み【吾が身】
[代]二人称の人代名詞。目下の相手に親しみを込めて呼びかける語。近世、女性が用いた。そなた。おまえ。「京の詞にそなたといふ事を—といふ」〈男重宝記・五〉
明日(あす)は我(わ)が身(み)
よくないことが、いつ自分自身にふりかかってくるかわからないということ。
あたり‐み【当(た)り身】
「擂(す)り身」の忌み詞。「すり」を嫌っていう。
あて‐み【当て身】
柔道で、ひじ・拳(こぶし)・足先などで相手の急所を打ったり突いたりする技。危険なので試合などでは禁止されている。当て技。
あぶら‐み【脂身】
肉の、脂肪の多い部分。脂肪の多い肉。
あら‐み【新身】
新しく鍛えた刀。新刀。⇔古身(ふるみ)。
いき‐み【生き身】
1 生きているからだ。なまみ。⇔死に身。 2 とりたての魚肉。「新鮮な鰹(かつお)の—」
生(い)き身(み)は死(し)に身(み)
この世に生きているものは、必ず死ぬものであるということ。生者(しょうじゃ)必滅。
いっ‐しん【一身】
1 一人のからだ。一人の人。 2 自分一人。おのれ自身。「衆望を—に集める」「責任を—に負う」 3 全身。自分の命。「—を賭(と)して事に当たる」