みっ‐こう【密行】
[名](スル) 1 人に気づかれないようにこっそりと出歩くこと。しのび歩き。 2 ひそかに目的地へ行くこと。「単身で—する」
みっ‐そう【密葬】
[名](スル)ひそかに死者を葬ること。特に、身内だけで内々に葬式をすること。また、その葬式。「親族だけで—する」→本葬 [補説]本来は、身内だけで簡単な葬儀を行い火葬もすませること。後日、死亡通...
みつ‐おり【三つ折り】
1 三つに折ること。また、その折ったもの。 2 「三つ折り絎(ぐけ)」に同じ。 3 江戸時代の男子の髪形の一。元結・髷(まげ)・刷毛先(はけさき)と三つに折る形のもの。身分の低い者が結った。 4...
みつ‐の‐たから【三つの宝】
1 三種の神器。「四つの海浪も治まるしるしとて—を身にぞ伝ふる」〈新葉・賀〉 2 仏教で、仏・法・僧の三宝(さんぼう)。「この寺やなほ世にこえて栄えまし —も伝へ来し法(のり)」〈菟玖波集・釈教〉
み‐つぼ【水泡】
《「水(み)粒(つぶ)」の意》水滴。水のあわ。「—なす仮れる身そとは知れれどもなほし願ひつ千年の命を」〈万・四四七〇〉
みつ‐み【三つ身】
4歳前後の子供用着物。身丈の3倍で前後の身頃(みごろ)・衽(おくみ)を裁つのでいう。
みつ‐もの【三つ物】
1 武具で、鎧(よろい)の胴・袖・兜(かぶと)の称。 2 騎射で、流鏑馬(やぶさめ)・笠懸(かさがけ)・犬追物(いぬおうもの)の称。後世、流鏑馬の代わりに歩射(ぶしゃ)を加えた。 3 連歌・俳諧...
み‐づくろい【身繕い】
[名](スル)身なりをととのえること。身支度をすること。「—して外出する」
み‐づまり【身詰まり】
肩身が狭くなること。「終には独客となり、互ひに—となる」〈洒・四十八手〉
みて‐くれ【見て呉れ】
《「これを見てくれ」と見せびらかす意から》 1 みかけ。外見。外観。体裁。「—のいい家具」「—ばかりで、中身はひどい」 2 他人の目につくような言動・服装。「世に—をなす人、その世にはいと多かり...