ゆみや‐の‐みょうが【弓矢の冥加】
1 弓矢に対する神仏の加護。「—あるべくば、扇を座席に定めて給へ」〈盛衰記・四二〉 2 弓矢をとる身の果報。武士のしあわせ。「武運の花の開くる時節—にかなひしと」〈浄・用明天王〉
ゆ‐もじ【湯文字】
《女房詞から》 1 女性が入浴のときに身につけた単(ひとえ)。湯具。ゆまき。ゆかたびら。 2 女性の腰巻き。
ユヤイヤコ‐さん【ユヤイヤコ山】
《Cerro Llullaillaco》南アメリカ、アンデス山脈の山。標高6723メートル。チリとアルゼンチンの国境に位置する。アタカマ高地にあるため極度に乾燥し、山頂はわずかに万年雪が残る。山...
ゆゆし・い【由由しい/忌忌しい】
[形][文]ゆゆ・し[シク]《「ゆ」は神聖の意の「斎(ゆ)」と同語源》 1 程度がはなはだしい。また、重大である。容易ならない。「—・い事態」 2 神聖で恐れ多い。慎むべきである。「言はまくも—...
ゆらり
[副] 1 物が1回だけゆっくりと大きく揺れ動くさま。「大提灯(ぢょうちん)が—(と)揺れる」 2 軽やかに身体を動かすさま。ひらり。「馬をひき出ださせけるに、足をそろへてしきみを—と越ゆるを」...
ゆら・れる【揺られる】
[動ラ下一]《動詞「ゆ(揺)る」の未然形+受身の助動詞「れる」から》揺り動かされる。「波に—・れる小舟」「馬に—・れて行く」
ゆる・ぶ【緩ぶ/弛ぶ】
《「許す」と同語源。古くは「ゆるふ」》 [動バ四] 1 「ゆるむ1」に同じ。「箏の琴のいたう—・びたるを」〈狭衣・二〉 2 「ゆるむ2」に同じ。「心安き独り寝の床にて—・びにけりや」〈源・末摘...
ユーイング‐にくしゅ【ユーイング肉腫】
《Ewing sarcoma》主に若年者(20歳未満)に発症する悪性の骨軟部腫瘍の一つ。多くは骨に発生するが、まれに筋肉・神経・脂肪などの軟部組織にも発生する。抗癌剤(こうがんざい)による全身化...
ユーザー‐しゃけん【ユーザー車検】
使用者自身が自動車の点検・整備をし、国土交通省の運輸支局や自動車検査登録事務所で検査を受けること。→車検
ユー‐シー【UC】
《(フランス)Unité de compte》共通計算単位。EU(欧州連合)の前身であるEC(欧州共同体)の予算の計算単位として、1978年に導入。1979年のEMS(欧州通貨制度)設立にともな...