ジェームズウェッブ‐うちゅうぼうえんきょう【ジェームズウェッブ宇宙望遠鏡】
2021年にNASA(ナサ)(米航空宇宙局)が打ち上げた宇宙望遠鏡。ハッブル宇宙望遠鏡の後継機として開発が進められた、口径6.5メートルのカセグレン望遠鏡であり、宇宙誕生初期の天体を赤外線領域で...
じきけん
昭和53年(1978)9月に打ち上げられた科学衛星EXOS-B(エクソスビー)の愛称。東京大学宇宙航空研究所(後の宇宙科学研究所、現JAXA(ジャクサ))が開発。名称は地球の「磁気圏」に由来する...
じき‐りょうしすう【磁気量子数】
原子内における、電子の軌道角運動量のZ軸成分を特徴づける量子数。方位量子数をlとすると、磁気量子数mの値は、−lからlまでの整数をとる。
ジャイアントインパクト‐せつ【ジャイアントインパクト説】
《giant impact theory》月の起源を説明する学説の一つ。誕生してまもない原始地球にテイアという火星ほどの大きさの天体が衝突し、飛び散った両天体のマントル物質が地球周回軌道上に集積...
じゃっきょう‐にごう【鵲橋二号】
中国の通信衛星。2024年3月に打ち上げられ、月を周回する長楕円軌道に投入。地上と直接通信することができない月の裏側で運用中の嫦娥(じょうが)4号、およびサンプルリターンを行った嫦娥6号との通信...
じゅうりょく‐さんらん【重力散乱】
重力の小さい天体が、近傍を大きい天体が通過することで慣性軌道から離れること。太陽系では、外惑星軌道近くの小惑星などが外惑星の通過に伴い、軌道を乱されて太陽に引き込まれたり、逆に太陽系外縁にあると...
じゅうりょく‐ターン【重力ターン】
1 人工衛星を円軌道に乗せる打ち上げ方式の一つ。ロケットの打ち上げ後、しばらくしてエンジンを停止すると、地球の重力によって少しずつ軌道が下がり始める。運動方向が地球表面と平行になった時にエンジン...
ジュノー【Juno】
ローマ神話で、最高神ユピテル(ジュピター)の妃ユノーの英語名。→ヘラ
小惑星の一。1804年に発見。直径247キロメートル。軌道長半径は2.7天文単位。公転周期は約4.4年。1958年、小惑...
ジュリエット【Juliet】
シェークスピアの悲劇「ロミオとジュリエット」の女主人公。
天王星の第11衛星。1986年にボイジャー2号の接近によって発見された。名は
に由来。天王星に6番目に近い軌道を公転する。細長い形状...
じゅん‐えいせい【準衛星】
恒星の周囲を公転しながら、ある惑星の周囲を安定した軌道で周回する小天体。地球からは月のように公転しているように見える小惑星などをさす。天体力学的には、地球ではなく、太陽の重力圏で公転しているため...